ドンキことドン・キホーテといえば「驚安の殿堂」である。

そしてそのフレーズの通り、売られている商品は驚くほど安い……だからこその驚安なのだが、冷凍たこ焼きがマジのマジで安くて思わず買ってしまった。


見てビックリ! そのお値段、なんと494円なり!!!!

それでいながら量が少ないとかそんなことはなく、800gで40個入りだから冷凍たこ焼き界では平均サイズだと言っていい。

1個あたり12.35円──あの最強激安スーパーのオーケー……それからトップバリュが約14円だったことを考えると、ビビるくらい安い。何なら今まで食べた中で1番安い!!

ちなみにドンキは「情熱価格」というオリジナル商品ブランドが有名だが、このたこ焼きはそう書かれていなかった。

製造しているのは広島県福山市にある岡本食品株式会社。そうなると何がそこまで安くなるのか不思議で、同時にたこ焼きのクオリティーが気になったが……

レンチンしても特に変わったところは見当たらない。しいて挙げるなら……


皮がどこかカリッと独特で「揚げ」を感じるところくらい。いや、でもこういうタイプはなくはない。このあたりは急速冷凍するタイミングによるものなのだろうか。

じゃあ中身はどうだ。ってことでじっくり味わうと、中はトロッと……どちらかといえばネットリしているタイプ。そしてアレコレ考察しながら食べていくこと数個、ここにきて価格差の理由に気づいたかもしれない。


そう……


これはタコのサイズが価格を左右しているのではなかろうか。個体差はあると思われるが、中に入ってるタコの大きさにだいぶ差があったように感じたのだ。

冷凍たこ焼きの多くはきっと機械で作られている。それゆえに1つ1つのサイズが均等……もっといえばタコもどう食べても似た食感になるようセッティングされている可能性が高い(と勝手に思っている)

そのなかで今回のたこ焼きはだいぶバラバラ。大きいのがある一方で、「どこにタコがいるんだコレ?」と思うものも存在した。

平均すると、それから価格は考えたら文句はまぁ言えないが、タコをはじめとする部分で削るところ削ってるかも……?

たこ焼き本体の素の味としては「もう一声!」というのが正直なところではあるも、間違いなくコスパ面は問題なし。過度なことをしていないためソースやマヨなどをつけたらしっかり美味しいし、食べやすいたこ焼きだと言える。

個人的に冷凍たこ焼きで1個20gあたり15円を切ってくると安く感じるから、12円台は未知の領域でヒジョーに興味深かった。

安さは正義だから自宅で、そして手軽にたこ焼きを食べる際にはいい選択肢となるはず。ソースやマヨといった装備が整っているならば、きっとたこ焼き欲を満たしてくれるに違いない。

執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

▼原材料などはこんな感じ

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