Amazonの公式アパレルブランド・Amazon Essentials(アマゾン エッセンシャルズ)のコンセプトは「毎日にちょうどいい普段着」である。シンプルなデザインの日常着を手頃な価格で提供していて、必要な時にすぐ購入できる気軽さが特徴だ。

そんなAmazonエッセンシャルズについて、先日ちょっとした出来事があった。上司のYoshioから「Amazonエッセンシャルズに気になる商品がある」とメッセージが届いたのだ。リンクを開いてみると、そこには見慣れないサイズ表記が……なんと!


「9XL」である。


・9XLのバスローブ

気づいた時には買っていた。気軽にポチれるところがAmazonブランドの良いところである。ちなみに商品名は「Amazon Essentials ローブ ロング丈 ライトウエイト ワッフル生地 レディース 」。果たして9XLの大きさとは……

届いた袋をさっそく開封すると、上品な「ライトキャメル色」のバスローブが登場。タグには「JP:9XL Plus」の文字が刻まれている……つまり日本サイズで「9XL Plus」ということだ。マジかよ。

「9XL」だけでもヤバいのに「Plus」となると異次元過ぎる。なんせ日本国内で聞き慣れた最大サイズといえば、せいぜい3XLか4XLまでだろう。まさかの倍以上……震えが止まらない。


・9XL Plus

畳まれた状態でも普通じゃないことが伝わってくる。バスタオルを2〜3枚重ねたレベルの存在感だ。これを広げてみると……


デカ過ぎるだろ。


もはや布団カバーである。袖も信じられないほど長いが、何より肩幅が人間のスケールを超越している。日本国内でジャストサイズで着こなせる人はいないかも……吉川晃司さんの肩幅をもってしても着こなすのはムズイだろう。

これはたしかに9XLのサイズ感……タグの表記は伊達じゃないし、サイズという概念をここまで体感させてくれる服は滅多にない。


実際に着てみると……


ちょっとダボついているものの、意外と着用できているし着心地も悪くない……生地の厚みも十分で快適だ。ビジネスホテルのペラペラのガウンよりも気持ちいい。


・すみません

しかしタイミング悪く、私が右足を負傷しているせいで完全に入院患者と化している。病院の敷地内を歩いている光景にしか見えない。ガウンを羽織っているせいで「長期入院している大物」みたいな雰囲気。本当にすみません。

サイズが合えば普通に使えると思う。Amazonでの評価は4.5と上々で、レビュー欄には「普段使いには十分」「使い回しが効く」などとポジティブなコメントが並んでいた。

そんなわけで、購入する際には「日本サイズ」を確認しておくこと。商品ページにサイズ表がちゃんとあるので。現場からは以上です!



参考リンク:Amazon「Amazon Essentials ローブ ロング丈 ライトウエイト ワッフル生地 レディース」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.