
あなたはあるだろうか、電子ピアノを手汗でぶっ壊したことが。そしてまたあるだろうか、テスト中、力みすぎて床に水たまりを作り出したことが……。これが多汗症である私(まろ)の、鉄板トークネタである。
このレベルになると、汗をかかなくするというのはもはや病院に頼らないかぎり不可能。薬局の制汗剤など気休めだ、あんなんで汗が止まるなら20年も多汗症なんぞやってない。
となると、汗を止めるのではなく、汗をかいたとしても自分も周りも不快にさせないケアが大事ということになる。というわけで今回は、汗かき御用達の汗ケア神アイテムを3つ紹介するぞ。この暑さで汗に悩まされている迷える同志たちよ、刮目せよ!
・オススメ① ベルメゾン「サラリスト」
汗っかきあるあるだと思うのだが、夏に着るTシャツは基本白か黒になりがち。理由は単純明快、脇汗が目立たないから。なんなら私は通年で白か黒を着てたよね、冬であろうと脇汗は止まってくれないので……。
だけど数年前、ベルメゾンの「Salalist®(サラリスト)」と出会ってから、私のファッションに革命がおきた。カラーのトップスが着れるようになったのだ……!
「サラリスト」は汗で悩んでいる人向けのインナーシリーズ。脇の部分に防水シート入り三重構造の汗取りパッドが入っているので、Tシャツへの汗ジミを徹底ガードしてくれるのだ。
この汗取りパットが本当に凄くて、おそらくみなさんの想像以上に水分を吸い取り、そしてなおかつ通さない。
試しに水を含ませたコットンをサラリストインナーの内側と外側に挟んでみたところ、この通り……! コットンはびっちゃびちゃなのだが、内側に挟んだ方の脇は全く水が染み出てこない。いつも汗まみれの私でさえ基本大丈夫なので、一般人が夏にかく程度の脇汗なんぞ、サラリストの敵では無い。
絶対に染みたくない時や長時間着用の際は、サラリストと市販の脇汗パットを併用することで無敵になれるぞ……! 商品はメンズ・レディースともにいろいろと展開されているので、気になった方はチェックしてみてくれ。
・オススメ② 海外の制汗剤
サラリストの着用によって表に染み出る汗は減らせるが、発汗自体は減るわけではない。その状態で放っておくとむしろこの世ならざる異臭が発生する原因となる。そういう人と同じ空間に居ると地獄ですよね……。
自分が特級呪物にはなりたくないので、消臭対策にはそれこそいろいろな商品を試しまくってきた。その結果たどり着いたのが「海外の制汗剤」。今使っているのはAmazonで買った「オールドスパイス デオドラント ピュアスポーツ」だね。
もちろん、日本製も有名なものはある程度試したのだが、正直全然ダメ。唯一、佐藤製薬の「テノール液」は最強の消臭効果を持っていて長年愛用していたのだが、突然販売終了になっちゃったし……。
テノール液が無い中これからどうやって生きていけば……と途方に暮れていた時に出会ったのが海外の制汗剤だったというわけ。
最初は恐る恐るの使用であったが、今となっては手放せない相棒だ! 朝にこれをひと塗りするだけで、全然違う。海外特有のフローラル臭は持続するものの、脇汗臭に比べれば100億倍マシだ。
4月から毎日使ってるけど、全然減らないのも嬉しいポイント。日本製と比べるとコスパも抜群に良いから、これからも使い続けること間違いなし。もっと早く出会いたかったー!
・オススメ③ グランズレメディ
「多汗症」にもいろいろと種類があって、私のような手や足裏に汗をかきまくる人は「掌蹠多汗症(しょうせきたかんしょう)」というらしい。
字面はカッコイイが、実情は残念。なぜなら足汗は靴が臭くなるから。ただでさえ多くの人間は働いていれば靴が臭くなるのに、そこに足汗がプラスされることで吐き気を催す汚臭が醸し出されるのだ。洗ってもくさい、干してもくさい、ファブリーズは焼け石に水……。
そんな地獄みたいな状態を打開してくれるのが、オススメアイテム3つ目の「グランズレメディ」。知る人ぞ知る魔法の白い粉だ。
使い方はとっても簡単で、靴を履く前に粉を適量振り入れるだけ。それを1週間ほど繰り返すだけで、びっくりするくらい汚臭が消えるし、しかもその効果が何もしなくても持続するのだ。まさに魔法……!
主成分はミョウバンやタルクなどの天然鉱物。臭いの原因であるバクテリアを除菌することで、靴そのものを抗菌靴にしてしまうという原理みたい。
私はもうこれ無しでは生きていけないというくらいお世話になっているぞ。足の臭いで悩んでいる人は当事者・被害者問わず騙された思ってぜひ試してみて欲しい。ただし、偽物が出回っているので、きちんと公式から入手するように!
・せめて無臭な多汗症であれ
以上3選、いかがだっただろうか。こんな赤裸々多汗症事情を披露したくなんてなかったが、なんせこれだけ暑いからね。みんな汗に悩まされているだろうから、恥を忍んで書いてみた次第だ。
ただ、汗っかきといっても程度も種類も多種多様。人によって合う合わないはあるかもだが、いろいろ試して辿りついたこの3アイテムはガチのマジで神アイテムだと自負している。
もはや我が家の三種の神器となっているので、脇汗・足汗・手汗で悩んでいる同志たちの光明となれば幸いだ。
今回紹介したもの以外にも、多汗症を極めし者達にはそれぞれおすすめグッズというものはあるだろう。「これぞ!」というものがあればXとかで教えて貰えたら泣いて喜ぶぞ。
参考リンク:ベルメゾン、グランズレメディ、Amazon「オールドスパイス デオドラント ピュアスポーツ」
執筆:まろ
Photo:RocketNews24.
まろ











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