歳のせいか、最近ほんとうに目と脳の疲れが取れにくくなってきた。

特にデスクワーク続きの日なんて、夕方には目の奥が重たくて仕方ない。そんなとき、何気なく見かけた現役理学療法士監修のジェルアイマスク

藁にもすがる思いで購入してみたが……。

・アイマスク開封、ご対面

Amazonで購入したのは、【現役理学療法士監修】コールド/ホット圧縮キャップ ジェルアイマスク(2199円)。※筆者購入時

どうやら冷却・加熱どちらでも使えて、繰り返し使用可能とのこと。でも、「○○監修」ってどことなくズルい謳い文句と感じるのは私だけだろうか。

早速、届いた袋を開封すると……なにやら地球外生物を彷彿とさせるパッケージが見えてきた。

専用の袋(と言ってもすごく簡易的な袋だが)がついており、使用しないときはこれに入れておく必要があるらしい。

思ったより、ずっしりしており、500mlペットボトルに近い重さがある。

・手始めに「冷」を楽しむ

冷却と加熱で両方使用可能なのだが、まずは冷却から。

冷蔵庫で冷やすよう指示されているので、味噌とめんつゆの間で2時間ほど寝かせる。冷やされるアイマスク、見守る納豆。

2時間後、ひんやり冷えてる。いざ、頭からかぶってみる。

おぉぉ……これは……! 全方向から冷却される感覚が新しい。

帽子のようにかぶるタイプなので、アイマスクというより、頭ごと冷却装置といった感じだ。確かに360度ひんやり。

これは暑い夏に最適かもしれない。が、気になる点もある。それは「圧」だ。結構ギュッと締めつけてくる。特別頭が大きいわけではない私でもこの感じなので、大柄な人だと少し厳しいかもしれない。

とはいえ、しばらくつけているとじわじわとリラックスしてくる。視界がしっかり遮られるため、音の感度が上がる気がする。

音楽をかけながら試していたが、普段よりずっと沁みる感じがした。先日紹介した東京都水道局の公式ソングも、より深い味わいが楽しめそう。

・「温」もなかなか良いぞ

そして数時間後、今度はホットバージョンにも挑戦。電子レンジで40秒ほど温めて装着してみる。

こちらはほんのりあたたかく、なんとも心地よい。加熱ムラが若干気になるものの、全体的には十分満足できる仕上がり。

だが、ここでもやはり「圧」は気になる。じわじわと目を圧迫してくる。

そして、眠りに落ちそうになっても、長時間の使用は推奨されていないらしく、途中で外さなければならないのが惜しいところ。

総評として、手軽に繰り返し冷温両用アイテムという点では、かなり実力派かも。ちなみに使用中に聴くBGMには「にんげんっていいな」をおすすめしたい。かなり沁みるよ。

でんでんでんぐりがえって、バイバイバイ。

参考リンク:Amazon
執筆:夏野ふとん
Photo:RocketNews24.

▼冷凍庫で冷やすと、キンキンが楽しめる

▼かぶり方はお好みでいいらしい