お~い! おひさしブリーフ!! せんべろあんちゃん(佐藤)だぞ。気が付けば、2025年初のせんべろだな。あ、いや、そういや正貫(砂子間)がせんべろやってたんだっけな …

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~ ある日の編集部にて ~


たまにはみんなの書いた記事でも読むか。ちゃんと面白い記事書いてんだろうな? 普段うちのサイトを見ないから知らないんだよな


な! なんじゃこりゃ~~!!


なんだ、このクソつまんねえ記事は!? おい! 砂子間とあひるねこはいるか~~!


あひるねこ「呼びました?」


あひるねこ「あ、砂子間さんはいませんよ。「出社がかったるいから家でやるわ」だそうです」


佐藤「おい! この記事はなんだ!」

あひるねこ「え? どれ?」


佐藤「これだよ、これ。おまえらがやった群馬でのせんべろだよ。めちゃくちゃやないか!

あひるねこ「砂子間さんの書いたヤツですよね。僕、関係ないでしょ」


佐藤「お前ら2人してやっとるやないかい。せんべろのブランドに傷つけやがって、もっと面白くできたんとちゃうんかい、ああ?」


あひるねこ「砂子間さんは佐藤さんの記事を参考にしてたから、そもそも佐藤さんの記事がつまんないってことになりませんかね?」

佐藤「面白いやろがい! 俺の書く記事は全部面白いんじゃ、ボケ~」


コンコン!


ガチャ!


あひるねこ「え? 誰? 荷物? それともウーバーの人?」




あひるねこ「マジで誰?」

佐藤「あ、あなたは」


\\\ こんにちは~!! ///


佐藤「クニさん! お待ちしてましたよ」

あひるねこ「こんにちは(誰?)」


クニさん「せんべろの見学に来ました。今日はよろしくお願いします」


あひるねこ「ところで……、おい! なんかさっきワシに絡んどったやないかい。なんか言いたいことがあったんと違うか? ワレ

佐藤「え? 急に関西弁?」


あひるねこ「なんやガタガタぬかしとったのお。お? お前みたいなもんが、どの口で人のことを「面白くない」とか言いよんじゃ。せんべろブランド? 笑かすな。そんなもんあるかい

佐藤「え? あ、おかしいなあ。ブランド? そんなこと言いました? 私」


あひるねこ「『俺の書く記事は全部面白い』だと? 寝言は……


あひるねこ「寝て言わんか~い!」


佐藤「俺の書く記事は全部面白い……、マジで……」


あひるねこ「寝て言ってんならまあええか」


あひるねこ「ワシャ忙しい。余計なことで呼ぶな。ほんなら」



佐藤「茶番は終わりだぞ~! せんべろ行くぞ~! こんにちは~!」

クニさん「皆さん、こんにちは!」


お、キムチがあるじゃん。ほんのキムチ(気持ち)です。なんちゃって~!


アボガドじゃないよ、アボカドだよ!


……え~と、今から何するんだっけ……


せんべろってどんな手順でやるんだっけ? 久々で手順を忘れちまった~!


手順手順手順手順! 手順の最初はなんだった!? あ~、手順が~~!!


オッス、オラ、キム・テジュン(手順)!


あ、思い出した! 手順を思い出したぞ~!!


佐藤「まずはアボカドから行きましょうか」

クニさん「お、始まりましたね。どうなるんだろう、緊張するな~」


まずは半割にします。パカっとね。


で、包丁のお尻を使って種をスポっと取ります。キレイに取れた!


そんで皮をむいて小さ目の乱切りにします。


次はコレ! 気持ち、じゃなくてキムチね。


佐藤「これを細かく刻んでいきます」

クニさん「慣れてますねえ」

佐藤「一応飲食業経験者なもんで」


次は納豆なんだけどなあ。納豆をなんかいじれないかなあ。パッと使えそうなギャグが浮かばねえなあ……


ギャグよ、降りて来い! お~い、ギャグよ、来てくれ~~!




オッス! オラ、ギャル!



クニさん「おお、来ましたね~」


ワン・ツー・スリー・フォー! ワン・ツー・スリー・フォー!


ギャル♪


ゴリラ♪


チンパンジー♪


ギャル♪


ゴリラ♪


チンパンジー♪


ギャル♪


ゴリラ♪


チンパンジー♪


ギャル♪


ゴリラ♪


チンパンジー♪


ギャル♪


ゴリラ♪


チンパンジー♪


佐藤「どうっすか? クニさん」


クニさん「最高っすね。これがせんべろか~」


予定以上にギャル・ゴリラ・チンパンジーに尺を取っちまった。こっから巻くぞ


とりあえず、納豆のフィルムを巻く。こうすると、手が汚れずに済むんだよね。


そしてこのままポイ! あれ、フィルムが取れない。取れてない


取れてな~い!


先ほど刻んだキムチと納豆を合わせましょう。


そこにアボガドも入れます。あ、間違えた!


ア!


ボ!


カ!


ド!


そして混ぜます。混ぜ混ぜ~、混ぜ混ぜ~♪


混ぜ混ぜ混ぜ混ぜ!


混ぜ混ぜ~、混ぜ混ぜ~♪


混ぜ混ぜ混ぜ混ぜ!


いきなり出てきてごめ~ん、まことにすいまめ~ん!



よし、次は肉!


皆さん、肉が出てきたということは、もうお分かりですね、アレ、行きますよ


フライパンを温めたってことは、もう分かりますよね。この段取りを見て何をやるか分からない方は、第1回のせんべろクッキングから読み直してください。今すぐ! じゃあ、行きますよ。


フライパン温まったかな?


アッチーーーーーッ!


おかあちゃ~~~ん!!!!



アーチーチー、アーチ♪


燃えてるんだろうか~♪


アーチーチー、アーチ♪


感じたんだろうか~♪


はい、肉焼きます。


あ、肉少な! 300円台だから仕方ないか。少量でもアンガス牛だしね。


中身はほとんどコーン。


これにご飯を入れます。ゴハ~ン、ゴハ~ン♪


ゴハ~ン、ゴハ~ン♪


ゴハン三世、え? ルパンとかけたんだけど、わかんなかった? わかんないよね。


これでガーリックライスができるのは便利かも。


ひと通り混ぜて完成。これめっちゃカンタンでいいね。


よ~し、皿に移しましょう。


雪崩だ~! 危ない、逃げろ~!!


わー、もうダメだ~。早く逃げろ~!


まだ間に合う、早く早く~~!


とりゃ!




よっこいしょ!


セーフ!




あとは焼売をレンチンするだけだぜ。


レンジは隣の部屋だったな。


1台壊れたんだっけな。せんべろが久しぶりすぎて、編集部の家電事情にうとくなってしまった。


まずはドアを開けてね。


アイアムDJ! ターンテーブル回します!


キュッキュ、キュッキュ、キュキュキュのキュー!


遊んでる場合じゃない。さっさと終わらせようぜ。とりあえず焼売温め完了


あ、机の上が油だらけ。さっきの肉だな、油飛びまくり~。


ぶっ飛び~~!


舘ひろしーーーーッ!



さあ、完成です! 今日はすごくまとまってる。今までで1番出来がいいかも。


では、カンパ~イ!


うん、これ飲みやすいな。度数9パーセントなのに飲みやすいから飲みすぎてしまいそう。


ではまず、キムチアボカド納豆から行ってみましょう。


これはかなりまとも。ツマミでもいいし、ご飯のお供でもいい。ごま油を少し垂らすとさらに美味しさが増すんじゃないかな。


そんでグビっと。


佐藤「ああ~いいね。仕事で酒飲めるからせんべろやってるみたいなところ、あるよね」

クニさん「いい仕事してますねえ」


次はコレ! チャオズ。あれ、これチャオズだよな?


チャオズ!


あ、違うわ。焼売だった。


味はどうかな?


これめっちゃ美味い! 199円弁当のおかずだよね? 食い甲斐があって猛烈に美味いんだけど。クルベはすごいな! 値段と釣り合わない美味しさだ。


そんでグビっ。


ガーリックライスはどうかな?


見た目はかなり美味そう。ニンニクの香りも食欲をそそる。


うん、悪くない。少し塩気が足りないかもなあ。今回は調味料を足さなかったけど、塩・コショウやオイスターソースなんかをちょい足ししても良さそうだ


で、グビっ。



最後にコレだな。ポップコーンはどうするかなあ。そのまま食べてもいいけど、何かひねりが欲しいところ……。


あ、そうだ。思いついた!


あひるねこ「また呼んだか? 仕事の邪魔すんな、マジで」


佐藤「いいから。ここに手を着いて。いいか? ポップコーンでスタートだぞ」

あひるねこ「え? ナニ? ポップコーンって」


佐藤「いくぞ、ポップコーン!」

あひるねこ「え? こうか?」


佐藤「バカヤロー、走れなんて一言もいってないだろ」

あひるねこ「は? じゃあナニすりゃいいの?」


佐藤「代われ、手本の見せてやる」

あひるねこ「手本は普通先に見せるもんだろ」


あひるねこ「これで、ポップコーンで上にあげればいいのか?」

佐藤「そうだ。やれ」


あひるねこ「ポップコーン!」

佐藤「あ、ホイ! あ、ホイ!」


佐藤「ホイホイホイ!」


佐藤「あ、ホイ! あ、ホイ!」


佐藤「ホイホイホイ!」


あひるねこ「ナニ、それ?」

佐藤「見りゃわかるだろ。ポップコーンの舞だ」


あひるねこ「なるほどな~!」


あひるねこ「なるほどな~!」


あひるねこ「なるほどなるほどなるほどな~!」


あひるねこ「なるほどな~!」


あひるねこ「なるほどな~!」


あひるねこ「なるほどなるほどなるほどな~!」


あひるねこ「なるほどな~!」




佐藤「クニさん、楽しんでいただけましたか?」


クニさん「最高です!」



~~~ 続く ~~~

執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
イラスト:GEMINI

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