早いもので2024年も残りわずか。ここまで来たらあとはクリスマスを過ごして年末年始を迎えるだけ……と言いたいところだが、12月22日に中山競馬場で開催される年末の大一番・有馬記念を忘れちゃいけない。
そしてその有馬記念は不思議なのもので、何かと世相を反映することで知られている。はたして今年はどんなサインが出ているのだろうか。
・今年の一字
サインを考えるにあたり、まず注目したいのは今年の漢字であろう。
ご存じのように今年は「金」!
過去には「北」の年に「キタ」サンブラック、「金」で「ゴールド」シップが勝っていたりするから漢字一字とはいえ軽視できない。
そんでもって今年はどうかというと、残念ながら「金」にあてはまる出走予定馬がいない……と思いきや!!
注意深く観察したらいた! ずばりシャフリヤールがそうで、名前の由来が「偉大な王(キング)」なのだ!!!!
ゴールドやキンがつく馬名は多そうなのに、今年の出走予定馬には不在。そのなかで金をゲットしたことはシャフリヤールにとって追い風となるか!?
・世界の世相から
そしてそのシャフリヤール、実は世界から見ても密かにアツい。
というのも、世界がどのように動いたか振り返ると、真っ先に思い出されるのがドナルド・トランプの大統領返り咲きだから。
暗殺未遂、有罪評決にも屈せず終わってみれば「大復活」。
2022年3月のドバイシーマクラシック以来勝っていないながらも、シャフリヤールは世代の頂点に立ったダービー馬。ここ一番での復活もなくはない!?
そう思うと、前走がアメリカのBCターフというのもサインが出ているように見えてくる(ローシャムパークもそうだが)。
ただ、そこに待ったをかけるのが……
・野球界から
野球界からのサインである。横浜DeNAベイスターズが下剋上を果たし、日本一にまで駆け上がったことはまだ記憶に新しい。
その名前から即連想できるように昨年の2着馬である「スターズ」オンアースはバリバリのサインあり。
しかも、スターズオンアースはこれまたシャフリヤール同様に「復活」という言葉がよく似合うから注意すべきだろう。今年は2走してどちらも掲示板外。目指すは不本意な成績から、そして昨年の有馬記念2着からの下剋上だ。
また、ベイスターズはチームカラーの青も強いものがある。もっといえば、2024年も野球界の中心にいたあの人からも!
そう、大谷翔平選手が今年から所属しているドジャースのチームカラーはドジャーブルー。何かと青を連想することが多い1年だった。
それに加え、今年はドラえもんの声優を長く担当していた大山のぶ代さんが亡くなった年でもある。ドラえもんは言うまでもなく青。自然と4枠に目がいってしまう。
でもって、漫画繋がりだと3月に亡くなった鳥山明先生を思い出す人も多いのではないだろうか。代表作は言うまでもなく『ドラゴンボール』で、必殺技だと “かめはめ波”
って、ハッ……!!!!
キング「カメハメハ」にも強烈なサインが出ている……!
つまり、シュトルーヴェやスタニングローズ、ハヤヤッコ、スターズオンアース(父父)、ベラジオオペラ(父父)、ローシャムパーク(母父)あたりが激アツ!!
──と一瞬は思ったが、数が多すぎるので気になる人は予想に取り入れてみてほしい。
あとは今年にまつわる数字も面白い。石破(148)総理や闇(83)バイト、「50-50」などなど組み合わせるのもありだろう。
他には新紙幣に新NISA、ダウンタウンの松本人志さん騒動、フワちゃんの不適切発言などいろんなことがあった……が、このあたりは思い浮かばなかったので各自探していただきたい。
もし大本命のドウデュースを外した馬券で的中しようものなら「うますぎやろがい!!」。信じる信じないはあなた次第。いずれにしても、気持ちよく年末年始を迎えたいものである。
個人的には青の4枠7番に入ったスターズオンアースを軸にそこからシャフリヤール……と言いたいところだが、大外枠はちとキツい。ギリギリの時間まで悩んで、年末の大勝負をしたい。