12月に入り、いよいよ本格的な冬に足を突っ込んだ感じがする。こうも寒いと体調を整えるために栄養を補給しないといけないが、その主軸を任せたくなるのがニンニクだ。
さて、今日もどこかでニンニク補給……と思っていたら、松のやからヤバい新商品が出ていて即座に食べることが確定した。これってもう……ニンニク爆弾やないかい!!
・ニンニク祭
2024年12月11日(水)15時から松のやで提供されている「にんにく醤油のフライドステーキ定食」。その名の通りステーキ定食なのだが、注目したいのはニンニクの量である。
お分かりだろうか、この直球すぎるアピりっぷりを!
ステーキの上に乗ったニンニクたちがギラギラにギラついているだけでヤバいのだが、同商品は醤油ソースにまでニンニクを使う追撃までやっているという。食べるなら決死の覚悟。松のやは もはや我々を公共機関に乗せる気がないと言っても過言じゃない。
現に私は恐怖の方が打ち勝ってしまい、職場近くの松のやはスルー。できるだけ自宅に近い店舗でニンニク祭に参加することにした。
・死闘開始
さて、舞台が整ったことで思う存分殴り合う覚悟はできた。タッチパネルに「ご提供までお時間を頂きます」と書かれていたのもあって、注文して待つこと10分ほど。
こちらが「にんにく醤油のフライドステーキ定食(1190円)」である。目の前に置いただけでニンニク臭がプゥンと漂ってきたあたり、やはり破壊力は相当なものだと思われる。
ちなみに目視できるだけでニンニクのカケラは6つ。
ステーキはサブと言わんばかりに自分を主張しているように見えるのは気のせいだろうか。これからこれらが自分の胃の中に入ることを考えると……歓喜でしかない。
・味の詳細
それでは食べていくとしよう。まずはメインどころの熟成チルドポークに特製の粉をまぶして素揚げしたという「ポークフライドステーキ」からガブリといくと……
外がカリッとしていて中は肉厚。それでいながら歯で噛み切れる程度の柔らかさをしている。
そしてここにニンニク本体と醤油ソースのニンニクが絡んでくるのだからまぁウマい。ご飯との相性もよく、みるみるうちに減っていくから大盛りにしとけばよかったと後悔した。
なお、松のやオフィシャルは「甘みのある素揚げキャベツ」もプッシュしていたが、もはや視界に入らなかった。どう転んでもニンニクなのだから、箸休めとか考えずにガツガツかきこむのが正解だろう。
最初見たときこそ全体的な量はそんなに多くないのかなと思うも、食べ終える頃にはちょうどよくパワーもチャージ。臭いも口周りがしっかりニンニクになっていたから、自宅近くのチョイスは英断だったと思われる。
でもって商品としては、もう少し値段が安ければ……っていうのが正直なところ。日頃1000円以下の価格帯で調教されている身からすると、3桁での提供だと嬉しかった(強欲)。
・ダブルもあり
ちなみに同商品は、200gの肉じゃ足りないという人に向けてなのかダブル(1990円)も発売している。そこにご飯も盛ろうものなら、かなり破壊力のある食事ができるだろう。
何はともあれ、寒い冬にパワーを充電するにはうってつけ。食べる人は口臭ケアを忘れないように突撃していただきたい。
参考リンク:松のや、PR TIMES
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.
▼どうやら時間がかかる料理なもよう。「ご提供までお時間を頂きます」と書かれていた
▼ライスは大盛りも同じ値段だ