先日約1年ぶりに沖縄・石垣島を訪問した私(耕平)は、話題の映えスイーツがあるという噂を聞きつけた。

普段スイーツをあまり食べないし、石垣島で食べたスイーツといえば日本最南端の牛乳屋「ゲンキクール」で食べたジェラートくらいしか思い当たらない。

しかも、その噂の映えスイーツは「かき氷」だという。かき氷か……と思いつつ、一目見ようとその映えスイーツを提供しているカフェに向かった──。

・ユーグレナモールから徒歩10秒

そのお店は、石垣島の中心地にあるアーケード街「ユーグレナモール」から、徒歩10秒ほどにある「Hinata cafe ishigaki (ひなたカフェ石垣)」だ。


営業時間は11:00〜17:00。。かき氷の他にクレープも美味しいと評判らしい。


店内は落ち着いた雰囲気のウッド調の内装。正直、アラフィフのオッサンが1人でここに来るのは少し恥ずかしい気がした。



席を確保し、レジに行く。店員さんにオススメを聞くと、看板メニューの「沖夢紫(おきゆめむらさき)のモンブラン氷(1500円)」が人気らしい。


とりあえず、オススメされた看板メニューを注文。南の島でオッサンが映えスイーツにワクワクしていると……今まで見たことないかき氷の作り方をしている。


っていうか、メチャメチャデカくね? もう大きさだけでインパクトがすごい。そして上から、沖夢紫をかけて……


テーブルに運ばれてきた!



・映えまくりスイーツ

これはすごい! マジでインスタ映えするやつだ。石垣島のブランド紅芋「沖夢紫」のモンブランと特製ソース、自家製の練乳と頂上には「石垣島塩せんべい」が飾られている。


これは食べるのが、もったいないレベル。もはや作品と言っても過言じゃないかもしれない。形が崩れないよう、恐る恐るスプーンを入れて口に運んでみると……


メチャクチャ、美味いやん。


まず味は、紅芋の濃厚さがすごい。食感はフワフワで、あっという間に口の中で溶けてしまう。そして「石垣島塩せんべい」との相性もバッチリだ!


このモンブランも、無着色で作られているとのこと。練乳もたっぷりかかっているので全体的に甘みが強いのかと思ったが、意外にさっぱりしている。

ただサイズが大きいので食べ進めて行く途中、「かまくら」風に崩してみて遊んでみたりしてみた。


あぁ、この中に住めないかな……と、くだらないことを考えながら食べていると、あの大きな球状の形が無くなりフローズンドリンクみたいになってきた。


液状になることで、また違う味と食感が楽しめる。そしてさらに氷が溶けて、フローズンでもなくなり完全にドリンクと化す


しつこい甘さじゃないので、グビグビ飲めてしまう。食べ始めてから10分も経たない間にもう完食だ。



・実は不安だった

ここまで食レポしておいて今更の告白だが実は私、かき氷が苦手だった。その理由は、かき氷を食べると「頭がキーン」となる体質だからだ。

なのでメニューを見て「映え感すげぇ……」と思いながらも、この量を頭の痛みと闘いながら完食できるかどうかが不安だった。

しかしこのお店のかき氷は不思議なことに、これだけの量を食べたにも関わらず全く頭がキーンとしなかった。その秘密を店員さんに聞いたところ、通常のかき氷よりきめ細かく作られた氷がポイントだという。


なるほど……氷を工夫すると、頭にキーンとならなくなるのか。これは勉強になった。これなら安心だ。今度また石垣島に来たら、他のメニューも食べてみよう。

──ということで、もし石垣島に訪れた際は、この映えスイーツを一目見て味わってみてはいかがだろうか?

・今回ご紹介した店舗の詳細データ
店名 Hinata cafe ishigaki (ひなたカフェ石垣)Instagramアカウント
住所 沖縄県石垣市美崎町9-1
時間 11:00~17:00
定休日 年中無休(臨時休業あり)

執筆:耕平 
Photo:RocketNews24.