※当記事は2024年2月25日に公開されたものなのですが、良い商品紹介だと思うのに想定外に読まれなかったため、若干のチューニングをほどこして再掲しています。
魚焼き網、最高。肉も焼けるし魚も焼ける。今の時期ならサンマも焼ける。しかも目視しながら焼ける。最高ォッ!
──だが!
ウチのガスコンロには「温度センサー(Siセンサーコンロ)」が付いており、一定の高い温度になると自動的に火が弱まる。あるいは消える。なので安全ではある。
──だが!
焼けないのだ。それでは。肉も魚も、そしてサンマも。それでは全然焼けないのだ! それを一時的に無効にする「高温炒めモード」も、すぐに限界に達して結局のところ弱まるし……。
ということでいろいろと調べていたところ、温度センサーを無効にするアイテムを発見! その名も『焼き台』。即ポチした。
Amazonでの正式な商品名は「東彼セラミックス 過熱防止センサー対応補助五徳 焼き台 黒 TSG-001a(B)」で、2024年11月時点での価格は2076円だった。
中には自動車のハンドルのようなブツが入っており、中央には水を入れる受け皿が。
ちなみに素材は耐熱陶器(耐熱セラミックス)であるという。
裏側を見るとミゾがたくさん。このミゾのおかげで……
ガスコンロの五徳(ごとく)にもガチっと固定される。
そして中央の受け皿に水を八分目まで入れる。氷を入れてもOKだし、こぼさないぶん、そのほうがラクだったりもする。
仕組み的には、この受け皿の部分の下側が水のおかげで高温になりすぎない=温度センサーも反応しない……みたいな感じだ。
ためしに火をつけ、
モチを焼いてみる。
普通だったら1分もしないうちに高温センサーが働き自動的に弱火になるが、
ならない。
普通だったら、弱火になってから「高温炒めモード」で再起をはかるも、やっぱり結局はすぐに弱火になったりするものだが、
弱まる様子なし。
そして結局、一度も火は弱まることなく……
バッチリとモチが焼けたのであった!
これはスゴイ! なんという発明品! これならもう魚焼き網で肉も魚も焼きたい放題ではないか! ほとんど革命ではないかこれはっ!(興奮)
ちなみにモチが焼けたあと、魚焼き網を外してみると、受け皿部分の水はグツグツと沸騰していた。
なお約20分ほどしたら、この水も無くなるので、新たに水なり氷なりを補充すればOK。またふたたび「エンドレス焼き」をすることができる。
今ではこの「焼き台」は調理時の必須アイテム。魚焼き網だけでなく、フライパンでも勝手に火が止まることがあるが、この焼き台を使えば止まることはない。
完全に無敵。もう本当に手放せない。とても良い買い物をした。勝手に火が止まるコンロに悩んでいる料理好きのみなさんも、ぜひ!
参考リンク:Amazon、楽天市場
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24
▼『焼き台』があれば、「家焼き鳥屋さん」も余裕でできる!
▼焼き台が無い時代は、家で鴨肉パーティーをした時、すぐに火が弱まり大変だった。