2019年9月以来、およそ5年ぶりにiPhoneを機種変更した。散々こき使われたiPhone11 Proに感謝しつつ、今後数年は「iPhone16 Pro」と共に生きて行くつもりだ。ヘイ相棒、よろしく頼むぜ。
さて、機種変更に伴いスマホケースを探していたところ……おや? これまで何代にもわたり使用していた『iFace(アイフェイス)』の種類がやたらと増えているような? え、どれを買えばいいか全然わからないんですけど……。
・タフなスマホケース『iFace』
かつてはAndroidユーザーであった私も、iPhoneユーザーとなってから10年以上が経つ。この10年、私のiPhoneライフを全面的に支えてくれているのが、スマホケース『iFace』である。
出会いは覚えていないが、累計2900万個の販売実績を誇る『iFace』は、とにかく頑丈なタフガイ。スマホを落としてしまっても “バイーン” と地面を弾くほどの耐久性が気に入り、私のiPhone歴はそのまま「iFace歴」となっている。
ところがどっこい、機種変更してすぐに「iFaceを買わなきゃ」と調べていたところ、やたらと種類が増えてるぞ……? 実物ではないので断言はできないが、どうやら私が知ってるiFaceとは仕様が変わっているっぽい。
・種類が増えてた
そこで10年くらい前に1度だけ面識があるiFaceのメーカー「Hamee(ハミー)」の担当者に「色んな種類がありますけど何が違いますの?」と質問したところ、3種類のiFaceを送ってもらえることになった。
よし、ならばiFaceを使い倒してみようではないか。しかもタイミングが良いことに、編集部内には私と同じ「iPhone16 Pro」に機種変更したメンバーが2人いる。3人で検証すれば何か見えてくる……かもしれない。
で、送ってもらったiFaceは以下の通り。
iFace First Class(4400円)
iFaceの定番モデル。内側と側面が柔らかいTPU素材、背面が硬いポリカーボネート製で、MagSafe対応の磁石付き。
iFace Reflection(3960円)
フチの部分はTPU素材で、背面が強化ガラスになっているタイプ。
iFace Look in Clear(3520円)
こちらは全面クリアTPUで作られていて、フチ部分まで透明になっているのが特徴。
この3種類のiFaceを3人がそれぞれ使用し、率直な感想を導き出すことに。最終的には「自分ならどれが欲しいか?」を決めることにする。
なお、2人はifaceを知らない “iFace初心者” であり、偶然にも米軍MIL規格がウリの「Spigen(シュピゲン・韓国のメーカー)」のユーザーであった。
・検証開始
まず、私が長年使用している「First Class」から。
GO羽鳥「絶対に頑丈そうだね。相当守られている感はある。枠も背中も “絶対にiPhoneを守る” という強い意志を感じるよ。あとMagSafeに対応してるのもいい。
ただ充電口が、ぶっといTYPE Cだと入るのかは心配かな~? それ以外はいいんじゃない?」
砂子間「僕は手が大きいので、意外と大きい感じはしないですね。ふむふむ、確かに頑丈です。ボタンは硬いけどそれは馴染んでくるんでしょう。守られてる感はあるし、使い勝手が悪い印象もないですね」
サンジュン「iPhone11 Proと比較すると16自体が分厚くなってるから、ややゴツいかな~? でもこのゴツさこそiFaceの安心感よ。あとこのわずかな流線形のフィット感ね。やっぱり手に馴染むんだよな~」
共通していたのは「かなり頑丈そう」「守られてる感がハンパない」ということ。絶対的な安心感の「First Class」は概ね好評であった。
お次に試したのは「Reflection」だ。
GO羽鳥「いいんだけど、ちょっと中途半端かな。だったら背面までしっかり守ってくれるファーストクラスを選ぶね。iPhone本体の色にもこだわりはないし、俺はあんまり魅力を感じないかな~?」
砂子間「パッとした印象だとなんか硬く感じました。特に悪い感じはしないんですが、First Classの後だとやや心もとない感じはしますね。スマホの色と枠の色を合わせたい人ならいいんじゃないでしょうか」
サンジュン「なるほどね。ゴツさはない。むしろ薄いとさえ感じる。そのぶん安心感も目減りしちゃってる感じはするかな。俺みたいにそそっかしい人間だとちょっと不安。でもフィット感はあるね。お洒落な人用のシャープなiFaceって感じ」
First Classがタフ過ぎたためか「Reflection」はやや不安を覚えた。とはいえ外枠はiFace基準なので、実際にはFirst Classと大差は無いのかもしれない。iPhone本体の色にこだわりがある人は「Reflection」がいいのではないだろうか?
最後は「Look in Clear」だ。
GO羽鳥「はいはいはい、俺は持った感じこいつが好き。このソフトな感じが手に馴染むのよ。あとこれならぶっといTYPE Cも入りそうだし。それにしてもiFaceって隅々まで頑丈なんだね~」
砂子間「3つの中では1番取り外しと取り付けがしやすいですね。シンプルかと思いきや、意外と枠の部分は頑丈そうですし。言われてみると、この流線形もクセになるかもしれませんね」
サンジュン「正直、1番ナメてたけどいいかもしれない。思ったよりiFaceしてる。First Classより背面はやや心もとないけど、これくらいあれば大丈夫な気もするし。First Classでお気に入りのデザインが無ければこれでいいかも」
シンプルな見た目とは裏腹に、しっかりiFace基準を満たしていた「Look in Clear」も概ね好評であった。First Classよりは幾分ゴツさも無いので、デザイン等で迷ったら「とりあえずLook in Clear」もアリだろう。
・まとめ
結果的に各自のお気に入りは「First Class」が2名で「Look in Clear」が1名となった。「Reflection」は背面がクリアな仕様のため、iPhone本体のカラーリングにこだわりがある人の方が向いているハズだ。
また今回判明したのは、いずれのiFaceもiFaceの2大基準である「頑丈さ」と「流線型のフィット感」を満たしていたということ。初iFaceだった2人は「確かにクセになるのがわかった」と言っていた。うむ、そうでっしゃろ?
まとめると、iFaceで迷ったら「頑丈さならFirst Class」「カラーリングを意識するならReflection」「それでも迷ったらLook in Clear」といったところだろうか? 3種類を試してみて、それぞれの特徴がよくわかった。
なお、私はポケモンシリーズの「メタモン」がiPhone16 Proで発売されたらすぐさまそれを購入する! もちろん「First Class」の!! 世の中には無数のスマホケースが存在するが、累計2900万個販売の販売実績は伊達ではない。
参考リンク:iFace公式サイト 、 Amazon「iFace」
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.