参考リンク:高尾山ビアマウント
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

【標高488m】念願の「高尾山ビアガーデン」に初めて行ったら最高だった! むしろ9~10月に行くのがベストな理由 2ページ目(1ページ目はコチラ


受付で料金を支払い、生まれて初めての「高尾山ビアガーデン」へ。公式サイトによると全部で600席あり、100名以上の団体でも利用できるらしいが……


おお! たしかに広い!!


広い広~い!


つーか……


全然人いねぇ!!!


・超快適

平日のオープン間もない時間だからかガラガラである。席は自由とのことなので、やはりここは一番眺めが良さそうな展望スペースに……


ほぼ無人やないか!


困ったことに(?)貸し切り状態となってしまった。絶景を独り占めである! こんなに静かなビアガーデンが他にあるか? 図書館かよ。



・酒くれ

席を確保したら交換所でチケットを見せ、ジョッキをもらってドリンクカウンターへ。ビールはプレモル、一番搾り、スーパードライ、マルエフ黒、黒ラベル、ハートランド、ハイネケン……いや全部あるがな!


大手4社が勢揃いとは、なかなかにこれ灼熱。個人的に1杯目は黒ラベル指定だが、全種類コンプリートは必然と言えよう。ではお先に失礼して……


乾杯!! その結果……


どうもありがとう──


・圧倒的感謝

ありがとう、木々よ。ありがとう、山々よ。すべての自然に感謝しながら、金色(こんじき)の霊水を喉へと流し込んだ。標高488mで飲むビールは、臨界を超えたウマさをもって私を包み込み、そしてまあまあクラっとさせた。


やはり空きっ腹に食うビールは鬼のように効く。というワケで今度はフード類を調達しに行きたい。

「高尾山ビアマウント」はバイキング形式の食べ放題だ。和洋中と充実しており、その中には八王子ラーメンのようなご当地メニューも含まれている。ビアガーデンと聞いて想像する料理は大体揃っていると言っていいだろう。




我の第1陣はこんな感じ。


そもそも味を求めて来るような場所ではないと思うが、何を食べてもしっかりおいしく満足である。麻婆豆腐などの一部料理は保温されていて、常に温かかったのも好感度高し。


途中、八王子の地酒に切り替えつつ……


八王子ラーメンも堪能。


・今がベスト

この日(9月5日)の最高気温は30度くらいで、日陰とはいえ展望スペースはそこそこ暑かった。屋内席と比べると人が少なかったのはそのためだろう。

が、ビアガーデンとしてはむしろベストコンディションだったような気がする。これが7~8月だったら、暑くてとても座っていられなかったんじゃないか。


もしかすると令和のビアガーデンってのは、今後は9月以降がハイシーズンになっていくのかもしれない。ビアガーデンも意識のアップデートが必要な時代ということですね。真夏に行く場所ではなくなる日も、そう遠くはないはずだ。



・飲んだら下山

展望レストランを出ると、すぐ近くにケーブルカー高尾山口駅があるので乗車。入店前にあらかじめ発車時刻を確認しておくといいだろう。


運転時間は片道約6分。最急勾配31度18分で、ケーブルカーの線路としては日本一の急勾配らしい。試しに先頭車両まで行ってみると……


うむ、マジで急である。


と同時に非常にワクワクさせられる勾配なので、乗る際は運転席周辺から前方の景色を眺めることをオススメしたい。すでにベロベロになっている場合は大人しく座っておけ。間違っても転ぶなよ。


対向車両とすれ違うのも醍醐味である。


トンネルを抜けたら……


あっという間に清滝駅だ。


・最高の一日

ビアガーデンどころか高尾山自体、生まれて初めて来たが、景色はいいしビールはウマいし、行きも帰りも最高にエンタメで楽しゅうございました。


2024年の「高尾山ビアマウント」は10月15日まで営業しているとのこと。ここのところ一気に涼しくなったが、先述したようにビアガーデンにとっては今が絶好の季節だ。よって本稿の結論としては、一刻も早く行け。以上である。

念のため上着を持って行った方がいいと思うぞ。ではまた。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 高尾山ビアマウント
住所 東京都八王子市高尾町2205
時間 13:00~21:00(フードラストオーダー20:30 / ドリンクラストオーダー20:45)
休日 なし(2024年10月15日まで)

参考リンク:高尾山ビアマウント
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.



▼冷房が効いた屋内席が一番混んでいた。

▼ドリンクは屋内にある。

▼食べなかったけどデザートもあったよ。

▼楽しかったです。