昔住んでいたマンションで夜中に火災報知器が鳴り、住人が大挙して外に避難するという出来事があった。後で聞いたところによると、原因はホットプレートの煙。卓上で使用中に報知器が反応してしまったらしい。なんとも人騒がせな話であるが……。

その点「象印マホービン」のホットプレートはすごいぞ。なんと煙がほとんど出ないというのだ。無敵じゃないか! さすが象印!! これなら会社で勝手に焼肉パーティーを開いても大丈夫そうである。よ~し、いっぱい焼くぞ~。

・穴あきプレートで本格焼肉

本日使用するのは、2024年9月1日に発売された「象印マホービン」の新しいホットプレート『EA-HA30』だ。カラーはチャコールで、掴みやすい「ふたハンドル」が付いている。その最大の注目ポイントは……


こちらの「深型穴あき焼肉プレート」だ。


煙や油の飛び散りはプレートの上に残った脂が原因だそうだが、「深型穴あき焼肉プレート」は見ての通りプレート自体が深型なので気にしなくて大丈夫!

はねた油がプレートの外へ飛び散るのを約90%カット(※1)してくれるらしいぞ。劇的に減りすぎだろ!

※1 EA-H型深型穴あき焼肉プレート及び深型平面プレートを使用し、肉を焼いたときの油の飛散数を算出(自社基準による象印マホービン調べ)。
[油の飛散数]深型穴あき焼肉プレート:約1,220粒 深型平面プレート:約15,350粒
[条件]プレート温度200℃ 調理時間10分 牛バラ肉100g使用。※肉の種類によって飛散数は異なります。


さらに穴から肉の余分な脂が落ちるため、煙は約半分(※2)に。プレートに6度の傾斜をつけることで、油が流れやすい構造になっているという。

※2 試験方法:NBS発煙性試験装置(アメリカ工業規格ASTM-E662に準拠)により単位面積当たりの発煙量を測定し算出。
深型穴あき焼肉プレート:110.9 深型平面プレート:297.0(象印マホービン調べ)


あとは水を入れた水受皿(※)の上に、反射板を置くだけで準備OK! ヒーターの熱をプレートに反射し、加熱性能を高めてくれるぞ。

※水受皿に入れる水量は取扱説明書をご確認ください。


プレートを置いて、「カチッと温度調節プラグ」をセットし……


お肉も用意したら……


さあ、焼肉パーティーの始まりだ。


・無断でGO

スペースの都合上、編集部のド真ん中での宴開催となってしまった。周りはめちゃめちゃ記事を書いているが、煙がほとんど出ないならギリ問題ないだろう。ギリな。


よーし、焼け焼けーーー!


ジュウウウウウウウ


・想像以上

マ、マジかよ……! 煙がほとんど出ないせいで、画像だと焼いてる感が全然伝わらない……!! ホントに焼けてるのかこれ?

一応言っておくと、いい匂いはしてます。その証拠にほら。第1陣のお肉はおいしそうに仕上がってますよ。それではいただき……


うっま!!!!


・爆ウマ

プレートの穴から余分な脂が落ちているからか、脂っぽくなく実にヘルシーな焼き上がりだ。それでいて、肉の旨みも満足感も一切失われていないという、おうち焼肉の理想形がそこにはあった。すごい! すごいぞ象印!!


ふと他の3人に目をやると……


うむ、みんな引くほどいい笑顔だ。


改めてプレートをよく見てみると、穴の範囲が大きく波型のため、油が流れやすくなっていることが分かる。『EA-HA30』は従来品と比べて穴の面積が約1.2倍広く(※)、より油をカットできるんだそうだ。

※新製品EA-HA30(穴の面積7527mm2)と2023年当社従来品EA-GZ30(穴の面積6335mm2)との比較。


凸部分の面が細いので表面に油がたまらないという点も、油煙の低減に大きな効果を及ぼしていると思われる。


いやー、最高だ!


会社で勝手に開く焼肉パーティーは最高だ!!


アハハハハハハハハハ!!


佐藤「おいコラッ! さっきからうるせぇんだよ、このカボチャどもが!!」


佐藤「真っ黒焦げにしたろか! お!?」


──まさかのブチギレである。


・パイセン激オコ

煙はほとんど出ていないものの、どうやらおっさん4人で はしゃぎすぎてしまったらしい。見かねた佐藤パイセンがパーティーに乱入してきたではないか。これは再びブチギレの予感大……。


佐藤「お前らなぁ、いい歳して何やってんだよ。会社で焼肉なんてしていいワケが……」


佐藤「いやウマいやないかーーーい!」


佐藤「ウマいんかーーーーーーい!!」


・秒速でスマイルへ

おいしそうな匂いと、楽しげな雰囲気に引き寄せられたのか、先ほどまで仕事をしていた編集部メンバーがまた一人……


また一人とパーティーに加わり……


気付くと全員でホットプレートを囲んでいた。


待て待て待て! いくらファミリー層のニーズに合ったサイズ感の『EA-HA30』とは言え、さすがにこれは焼きすぎ……


と思ったけど煙少ねェェェェエエエ!!


・最高か

その後も上司のYoshioが率先して肉を追加してくれ、社内焼肉パーティーは何だかんだで1時間以上も続いたのだった。勝手に始めた私(あひるねこ)が言うのもなんだが、お前ら仕事しろ──。


さて、おうち焼肉でもっとも面倒なのが後片付けであることは言うまでもないが、『EA-HA30』はプレートをカンタン丸洗いできるので非常に楽だぞ。とっ手がないので洗いやすい!


しかもしかも、なんと本体ガードまで丸洗いできるのだ(※)。これはマジで神! 気になる油汚れもすっきりお手入れできるな!!

※ヒーター・遮熱板を除く。


と、こんな具合に「象印マホービン」の新しいホットプレート『EA-HA30』は、煙がほとんど出なくて掃除もラクラクだった。皆さんもぜひ会社で焼肉パーティーを……するなよ! どうなっても知らんぞォォォォオオオオ!!

おそらく家で使った方がいいかと思いますので、そちらも併せて参考にしてみてくださいね。ではまた!

参考リンク:象印マホービン『EA-HA30』
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

▼「深型穴あき焼肉プレート」以外にも2枚のプレートが。こちらの「深型平面プレート」は定番料理はもちろん、パエリアなどのこぼれやすい料理や、パスタやすき焼きなどの汁気の多い料理も楽しめる。

▼耐久性がさらにアップした3層構造の「トリプルチタンセラミックコート+」を使用しているので、プレートの表面が傷つきにくく、丈夫で長持ちするという。

▼プレートの表面は、浅い凹凸のダイヤカットディンプル仕上げで油なじみがよく焦げつきにくいので、調理もラクラク。金属ヘラも使えるそうだ(※)。

※先端やコーナー部が鋭利な金属ヘラは使わないでください。

「たこ焼きプレート」は直径43㎜の大きなたこ焼きが30個焼ける。

▼区切り線がついているから、穴からあふれさせた生地を区切って丸めやすく、上手に作れるのだ! 線はフチのところまであるので、生地を入れても区切りがよく分かるぞ。

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