酸素系漂白剤「オキシクリーン」を使って洗濯物をつけ置き洗いすることを「オキシ漬け」と言うらしい。過去には当編集部の砂子間がスニーカー新品デニムなど様々な物をオキシ漬けしまくっている。

せっかくだから私(あひるねこ)も挑戦してみようと思うが、果たして何を漬けたらいいだろうか? う~む……ハッ! そうだ、自分の髪の毛をオキシ漬けしてみよう。

・頭髪をオキシ漬けに

髪の毛を漬けると言っても、自分の頭に直に漂白剤を塗り付けるのは、さすがにYouTuberが過ぎるというもの。本稿では安全面にしっかり配慮した上で検証を行っていきたい。というワケで……


まず妻に髪を切ってもらう。


これなら頭皮を傷める心配がないので安心だ。下に落ちた髪を妻が捨てようとしたため、「待って。オキシ漬けするから」と止めたら「は?」と言われたぞ。何か問題が?


切った髪はビニール袋へ。



40度〜60度のお湯4リットルに対し、オキシクリーンを1杯入れるらしい。言われるまま1杯分入れたものの、お湯が500mlしか入らなかったため、実質8倍の濃度になった。良い子は真似しないように。


つけ置き時間は20分程度(最大6時間まで)と書いてあるが、特に着る予定もないので気にする必要はないだろう。しばらく放置だ。


2日後──。



ちょっと放置しすぎてしまったな。恐る恐る袋を開けてみると……マジかよ、水が茶色く濁っている。汚れみたいで何だか少しショックだ。


本来ならこの後、流水ですすぎ、軽く絞ってから通常通り洗濯をしなくてはいけないのだが、それをすると毛をすべて失ってしまうので今回は省略。紙に包んで水気を取るだけにする。その結果……


大学デビューみたいな髪色になった。


・黒髪が茶髪に

もっととんでもなく汚い色になるかと思いきや、まあまあキレイな仕上がりで笑う。これではオキシ漬けというより、ただのギャツビーである。懐かしいなぁ。


ただ、触ってみるとオキシ前よりも明らかにパサパサゴワゴワしている。ダメージヘアというより、もはや瀕死に近い。脱色剤としての使用は避けた方が無難だろう。



以上、約2日間をかけ、特に必要のない知見を得たのだった。まさか試す人間はいないと思うが、念のため注意喚起しておくと、自分の頭を直接オキシ漬けするのはダメ、絶対。皆さんは正しくご使用くださいね。ではまた。

参考リンク:Amazon楽天市場
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.