
愛媛県をバイクで走っていた時のこと。夜の街に輝くネオンの中に、見過ごしがたい文字列を発見した。
『ラーメン・ギョーザ 豚太郎』
──えっ、豚? 今豚って書いてあったよね?? 「豚」なんて単語が店名に入るなんて、よっぽど “脂” なラーメンを提供しているんじゃないの!?
モウレツに気になって引き返し、入店したところ……イイ意味でギャップのデカい店だったブヒ!!
・高知発祥のラーメンチェーン店
勢いで店の前まで戻ったものの、筆者は胃腸がそれほど強くはない。明日は胃もたれでブルーになる覚悟をしておこう。
後日調べたところによると『豚太郎』は「とんたろう」と読むらしい。てっきり「ぶたたろう」って読むのかと思ってビックリしちゃったよ。
ちなみに発祥は高知県。店舗は高知県内に16軒、それ以外は四国を中心に20軒ほどが展開されている。
過去にはケンミンショーに登場したこともある地元住民御用達の店らしく、うぉぉ、そう聞くと急に楽しみになってきたぞ~!!
・ここはファミレス!?
入店してすぐに驚いたのが、店名からはギャップを感じる豚太郎の客層だ。
なんていったって、家族連れが多い。ザッと全体の6割ほどが家族で来ているように見え、中には孫から祖父母まで揃った3代での来店客もチラホラ。席も6人掛けのテーブル席が多い。
訪れたのが比較的大型の店舗ということもあるのかもしれないが、脂マシマシのラーメンには似合わない雰囲気。うん。これはどっちかって言うと、ファミレスの空気感だ。
全国チェーンで言うと、餃子の王将が一番近いイメージかもしれないな。
注文はイマドキっぽくタブレット。なにを頼むべきかわからず とりあえずランキングを見てみたところ、
「1位ぎょうざ(税込250円)、2位やきめし(税込680円)、3位にんにく入りみそラーメン(税込680円)」
特にラーメンは非常にリーズナブルで頼みやすい。オッケー豚太郎、把握した。ランクインした3品で定食を作れってことだな!
張り切って注文したところ……
突然フードファイトが開始された。
ファミレス風だからって油断してたけど、考えてみれば当たり前のことだ。ラーメンと餃子を頼むなら、半チャーハンにしないとお腹が破裂しちゃうよね。うひぃっ、頑張って完食するよ~!
・誰でも「旨い」な正統派
まずはにんにく入りみそラーメンからいただいてみよう。
にんにくの匂いが強いスープをひとすくい飲んでみると、豚骨ベースの味噌ラーメンなのだろうか? 豚太郎という名前の割にサラッとしたスープである。
匂いと同じく、味にもニンニクがしっかり効いているのが美味しい! 食べる傍から体が内側からポカポカ温まって、元気が沸き起こってくるような味だ。
トッピングも優秀だ。たっぷり載せられたモヤシはシャキシャキして食べ応えがあるし、チャーシューではなく豚バラの炒めたものが載っているのも面白い。
塩っ気がしっかりあり、食べ進めるうちに白米が欲しくなってきた。しっかりボリューミーなので、食べ盛りの子どもたちを連れてくるにはピッタリなのかもしれないな。
続いてはチャーハン。
胡椒が効いていて、パラッとしていて、王道のラーメン屋のチャーハンだ。シンプルに旨いし、これまたボリュームがすごい!
嬉しいのは、具の中にモヤシが紛れていること。シャキシャキ食感がアクセントとなり、飽きがこない。あとあと、トッピングの福神漬けも相性がいいね。甘じょっぱくて旨ぇ~~っ!!
最後は餃子。ここまでの流れからするとガツンとボリューム系の味が来そうなものなのだが……
生姜の味と香りが強い、ここに来てスッキリ系の餃子が繰り出されたのだ。
スッキリした餃子とガツンとしたラーメン&チャーハンの合わせ技、最後まで飽きずに食べられる中華の妙技である。ぐぬぬ……やるな、豚太郎!!
すべてにおいて王道は外さず、しかしどんな年代・性別の人でも美味しく食べられるファミレスのような安定感のある中華。豚太郎とは単純に「ガッツリしたラーメン店」ではなく、「誰でも美味しく食べられるガッツリしたラーメン店」だったのであった。
なお、公式サイトによると
「豚太郎には全店舗に共通したお馴染みの4つのメニュー(しお・しょうゆ・みそラーメン・ギョウザ)があります。その他は各店舗のセンスで味もメニューも様々!」
とのこと。高知県内と県外では方向性が違うという噂もあるため、次回は高知で、店舗限定のメニューも攻めてみようかな!
参考リンク:豚太郎公式サイト
執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.
▼レジの横にはアツアツのおでんも並んでいた。食べてみたかったな~!
高木はるか











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