もはや知らない人はいないであろう、国民的人気食「イシイのミートボール」が、なんと今年で誕生から50周年を迎えたぞ!

私(耕平)も子供の頃からどれくらい食べたのか? というくらい大好物で、何なら今でも結構な頻度で食べている。

その製造元の石井食品が50周年を記念して開催した、ファンイベント『イシイのファンフェス』。そのイベントが予想以上の激アツだったので、現地レポートをお届けしよう!

・本社は千葉県船橋市

「イシイのミートボール」を展開する石井食品は、私の地元でもある千葉県船橋市に本社を構えている。『イシイのファンフェス』は、その本社の1階にある「コミュニティハウス Viridian(ヴィリジアン)」で8月3日に開催された。


現地に到着すると、本社前にはファミリー客を中心にファンが行列を作っている。


イベントの内容は「わくわくイベント」、「グルメコーナー」と大きく2つに分かれている。


受付では、イベントでも大盛況だったスタンプラリー用の用紙が配られる。


目の前には、50周年のフォトスポットが飾られていた。


そして店内は、移動するのも大変なくらいの大盛況ぶり。


この光景だけでも「イシイのミートボール」が、半世紀経った今でも子供たちに支持されていることがわかる。



・ファン垂涎の「グルメコーナー」

それでは、「グルメコーナー」から回ってみよう。まず私を含めたファンが歓喜したのは、「ミートボールの試食コーナー」だ。


こちらは国内にある千葉県の八千代工場、京都府の京丹波工場、佐賀県の唐津工場の3カ所で作られたミートボールの食べ比べができる。使われている鶏肉もそれぞれ異なる。


実際食べてみると、たしかに3つとも噛んだ時の弾力に違いが感じられた。


あまりの人気で、補充してもすぐに無くなってしまう。



次に「イシイのミートボールレストラン」。こちらはSNSでの人気投票で上位3位だった料理を、このイベント限定で提供される。


その中で、私が注文したのは「ミートボールパスタ(500円)」


注文してしばらくすると、番号が呼ばれ料理を取りにいく。


イシイのミートボールを使ったパスタを食べるのは初めて。さっそく口に運んでみると……


うん、食べ慣れたミートボールの味で、美味しいのはもちろん安心感がある。イシイのミートボールって、なぜか食べるたびに実家を思い出すんだよな。

そして、このお店では他では見ない、珍しい商品なども置いてある。例えば、おかゆのブランド「potayu(ぽたーゆ)」とか……


本格的な味わいのレトルト食品の数々だったり……


ミートボールになる前の鶏肉、「菜彩鶏(さいさいどり)」も販売されている。


その他にも、“イシイのお食事に合うオススメのお酒” として、なんとワインや日本酒などのアルコール類も置いてあったぞ。



・地域密着!「わくわくイベント」

そして子供たちに大人気だった「わくわくイベント」。こちらは大行列を作っていた「スーパーボールすくい」だったり……


「輪投げ」など、縁日でおなじみのコーナーがあった。


他にも「イシイのミートボール厳選素材ワークショップ」という、試食もできる食育をテーマにしたコーナーがある。


このワークショップには、石井食品の石井社長も登壇。石井社長はイベント中、店内を周って自ら接客やスタッフの手伝いなどをしていた。

そんな多忙だった石井社長に「1枚撮らせてください!」とお願いしたところ、快く笑顔で引き受けてくれた。何という神対応だ……。



この『イシイのファンフェス』は他にも、3つの工場がある町でも同時開催されていて、さらにJR船橋駅でも50周年を記念して改札口前に出店されていた。


こちらには「スペシャルセット」として、500円と1000円(いずれも税込)でミートボールの詰め合わせなどが販売されている。


ちなみに今年オンラインショップなどで商品を購入すると、石井食品のオリジナルキャラクター「ミート君」の入った50周年記念シールが付いてくるとのことだ。


──いかがだっただろうか。アラフィフの私が子供の頃によく食べた「イシイのミートボール」が、今の子供たちにも変わらず愛されているって、凄いことじゃないだろうか?

なんだかんだであと10年、20年経っても食べる機会に恵まれるだろう。そして今の子供たちが大人になっても、「イシイのミートボール」が食卓にある世の中も見てみたいものだ。

・今回ご紹介した店舗の詳細データ
店名 石井食品コミュニティハウス Viridian(ヴィリジアン)
住所 千葉県船橋市本町2-7-17
時間・定休日 公式ブログにて掲載

参考リンク:石井食品 
執筆:耕平 
Photo:RocketNews24.