地元ならではの楽しさや人情が漂う商店街。近年はシャッター通りとなった場所も増えてはきたが、まだまだ活気に溢れた商店街はたくさんある。
東京都江東区にある「砂町銀座商店街」もその一つ。何を隠そう、ここには安くて美味しいグルメが数多くあり、お財布にやさしい金額で腹いっぱい、胸いっぱいの幸せ気分を味わえるのだ。実際に1000円を持って検証しに行ったところ、ハンパないほど食べ物を買うことが出来た! 豪遊、バンザーイ!!
・空腹を刺激する
砂町銀座は都営新宿線「西大島駅」から徒歩20分ほどの場所にあり、決して交通アクセスが良いとは言えない。だが、午前中から多くの買い物客で賑わっていて、地元民から「安くて新鮮」と評判の魚屋には長蛇の列まで出来ていた。
商店街は全長610m、約80店舗が軒を連ねていて惣菜屋がとても多い。揚げ物や焼鳥など、歩いていると美味しそうな匂いがプ~ンと漂ってきて、空っぽなお腹を刺激してくる。はたして1000円でどのくらい食べられるのだろうか?
・さっそく購入
まず一軒目は、テレビのグルメ番組にも登場した『ミート & デリカ アンデス』。精肉や加工食品を扱うこのお店には揚げ立てフライなども販売されていて、空腹時はとても素通りなんて出来ない……。とりあえずお腹いっぱいになりそうな「アジフライ(100円)」と「カニクリームコロッケ(70円)」、そして「野菜コロッケ(70円)」を買い、残金760円となった。
次に目が止まったのは、アンデスのすぐ隣にある天ぷら『花家』。優しそうな男性店員が店番する、この店の天ぷらも全体的に安いには安い。だが、1000円という制限がある以上、よりコスパが良い物をゲットしなければならない。ということで、安くてボリュームがありそうな「いも天(80円)」と「玉葱のかき揚げ(80円)」を購入した。
・約1000円でこのコスパ!
その後も「茄子の天ぷら」3本100円! 「エビボール」10個100円!! など、ぶったまげる惣菜をゲットして残金は48円となった。改めて購入した物を見てみると……、なんか軽いパーティが出来そうォォオオ! これで952円!? 10品買って1000円以下だと! マジかよ、ビックリ仰天したでござるよ、マ・ジ・で!!
編集部に帰って、さっそく盛りつけ。見てみよ、このボリューム! アジフライや茄子の天ぷらなどサイズがやや大き目の惣菜が多く、皿からはみ出てしまった。以下が約1000円でゲットした商品である。
・アジフライ(100円)
・カニクリームコロッケ(70円)
・野菜コロッケ(70円)
・いも天(80円)
・玉葱のかき揚げ(80円)
・茄子の天ぷら(3本108円)
・エビボール(10個108円)
・魚ボール(10個108円)
・イカチリソース(100g120円)
・おにぎり(108円)
個人的なことを言えば、揚げ物類ばかりとなってしまい、もう少しバランスを考えれば良かった……、とちょっぴり後悔したが、ガッツリ食べたい時にはたまらないメニューとなったはずだ。
また今回、初めて砂町銀座を訪れて感じたのは、どの店のスタッフさんもとても親切ということ。私のような初めての顔にも気軽に話しかけてくれるし、おススメの商品も教えてくれた。このちょっとした触れ合いが、商店街ならではの醍醐味だろう。
結果的に、砂町銀座商店街では1000円で軽いパーティが出来そうなほどの惣菜などを購入できた。まさに激安天国! 1000円あれば誰でもセレブ気分だぞ!! もしもこの街に引っ越したら、毎晩パーリーピーポーになるわ。なお、砂町銀座では定期的にイベントや行事も開催しているからホームページをチェックしよう。
参考リンク:砂町銀座商店街 公式ホームページ
Report:りょう
Photo:RocketNews24.
▼1000円で砂町銀座を食べ尽くすぞぉ!
▼アンデスではアジフライ、カニクリームコロッケ、野菜コロッケをゲット
▼天ぷら「花家」ではいも天、玉葱のかき揚げ
▼3店舗目「増英蒲鉾店」では茄子の天ぷら、エビボール、魚ボールなど3品
▼4店舗目は「惣菜なかふじ」。イカチリソースをゲット!
▼最後のミートショップ「宝屋」ではおにぎりを!
▼購入品を盛り付けてみた
▼アジフライ大きい!
▼茄子もプリプリや
▼1000円でちょっとしたパーティーが出来そう~