円高だか円安だかよくわからないが「とりあえず財布が苦しい」という人は多いハズ。かくいう私もその1人で「やべえ、金がねえ」と感じる機会が増えて来た。ああ、気まぐれなアラブの石油王が100億円くらいくれないかな~?

可能なら食費は抑えたいけど侘しい食生活もイヤだ! そんな時は特売品を賢く使って、美味しく上手にピンチを乗り切ろう。今回は「小松菜」を使ったレシピをご紹介するぞ。

・小松菜が安い

一般的に「小松菜」の旬は冬とされている。が、小松菜には様々な品種があり、現在では1年を通して収穫される……とWikipediaに書いてあった。ちなみに一説では、8代将軍・徳川吉宗が小松菜の名付け親らしいよ!

さて、特にクセも無く価格も安定している小松菜は、ほうれん草と並ぶ青菜の代表格。おひたし・みそ汁・炒め物・煮物……などなど、様々なレシピに用いられている。

一方で「小松菜は定番の食べ方しかしない」という方も多いのではないだろうか? スーパーの特売品で105円の小松菜を発見したが、いいレシピが思い浮かばない……。そこで検索したところ、ヒットしたのが『小松菜とささ身のわさびぽんず和え』だ。

詳しい手順などはキッコーマンの公式レシピで確認していただきたいが、ざっと読む限り調理はかなり簡単そう。いっちょやってみるか……というわけで『小松菜とささ身のわさびぽんず和え』を作ってみることにした。

・小松菜とささ身のわさびぽんず和えのレシピ

【材料】
小松菜: 1束
ささみ: 2本
ポン酢: 適量
わさび: 適量
オリーブオイル: 適量
料理酒: 適量
塩:適量

【作り方】
1: 耐熱皿にささみを置く。料理酒をかけたらラップをしてレンジで加熱する。


2: 粗熱が取れたら裂いておく。


3: ポン酢、わさび、オリーブオイルをボウルに入れておく。


4: 小松菜をカットする。


5: 熱湯に塩を入れ、小松菜を茹でる。


6: 水にあげて冷ます。おひたしの要領でギュッと絞る。


7: ボウルにささみと小松菜を入れて和える。器に盛り付けたら完成。


・茹ですぎ厳禁

とても簡単な料理なのでポイントは特にないが、小松菜は茹ですぎると歯応えがなくなって美味しくない。さっと茹でて、さっと冷ます。タラタラやらずに一気に決めよう。水は氷水でもOKだ。

もう1点、ささみの中身は意外と熱いので、きっちり熱が取れてから裂くようにしよう。レンジから出した直後に手を出すと、ちょっとした罰ゲームのようになってしまうぞ。

で、食べてみると予想通りと言えば予想通りの味だが、オリーブオイルの分だけちょっとお洒落な味である。ポン酢の角が取れた丸みのある味とでも言おうか? 副菜としては申し分のないクオリティだ。

またわさびの量によって刺激の強さが変わるので、わさびはお好みの量を調整していただきたい。もちろんわさびを抜けば、お子様向きのおかずにもなる。

というわけで『小松菜とささ身のわさびぽんず和え』のレシピをお伝えした。さほど手間はかからず小松菜がちょっとお洒落な料理に味に変身するので、安い小松菜を見つけた際はぜひ1度お試しいただきたい。

参照元:キッコーマン
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.