日本最強のうどん店、丸亀製麺。その丸亀製麵は日本国内のみならず、世界各国へと積極的に店舗を展開している。最近ではカナダのバンクーバーに1号店を出店したらしいが、丸亀の世界征服ももはや時間の問題なのかもしれない。
さて、つい先日私(サンジュン)が訪れた「インドネシア」にも、ごくナチュラルに丸亀製麺があった。日本にはないメニューにも目が引かれたが、それより気になったのは「??」の入れ放題である。
・丸亀大国
公式サイトによると、インドネシアにはなんと100店舗以上もの丸亀製麵があるという。これは60店舗近くを展開する台湾よりも遥かに多いため、いわばインドネシアは日本に次ぐ第2の丸亀大国なのだろう。
私が訪れたのはインドネシアの第2都市「スラバヤ」の丸亀製麺。ショッピングモールの中にある丸亀製麺だったが、いつ目の前を通っても多くの人で賑わっていた。もちろんそのほとんどが現地の方たちである。
俺たちの丸亀が異国の地でこんなにも愛されているかと思うと熱い涙を禁じ得ないが、真面目に丸亀は普通に馴染んでいた。いい意味で “特別な店感” はなく、現地の方が普段使いしていた印象だ。
・日本には無いメニューも
さて、そのスラバヤの丸亀製麵には「スパイシーおでんうどん」や「カニカマあんかけうどん」など、日本では見かけないメニューもチラホラ。「焼鳥」や「餃子の串揚げ」など、天ぷらゾーンも日本とは違っていた。
……が、何より違っていたのは日本でもお馴染みの無料トッピングである。「青ネギ」と「天かす」までは日本と同様だが、インドネシアではもう1つ無料のトッピングが用意されていたのだ。
当初は日本には無い「鶏白湯うどん」を中心に執筆しようと思っていたが、ぶっちゃけ「無料トッピング」の方がインパクトが大きい。だって、日本の丸亀では今後100年あり得ないであろうトッピングだったのだから。
・わかるかな?
というわけで、ここで問題。インドネシアの丸亀製麵で「青ネギ」「天かす」などと同じ無料トッピングとは何だろう? それではシンキングタイム、スタート!
なにかな~
なにかな~なにかな~
ヒントはインドネシア(ヒントになってない)
なにかな~
なにかな~なにかな~
もう1つヒントは薬味……なのかな?
さあ、正解の発表です! 正解は……
「生唐辛子」でした。
・生唐辛子入れ放題
この生唐辛子は「チャベ」と呼ばれ、インドネシアでは欠かせない超ポピュラーな食材なんだとか。確かに向こうで食べたインドネシア料理の多くは辛く、日本でいう激辛グルメがひしめいていた。
その生唐辛子を「鶏白湯うどん」にぶち込んで食べてみたところ、結構容赦のない辛さ! 幸か不幸か甘みのある鶏白湯スープと生唐辛子はお互いを引き立てあっており、ビシッと辛い一杯に生まれ変わっていた。
また「海苔天」はガリガリとクリスピーな揚げ加減で、こちらも日本には無い「プリン」も間違いないウマさ。インドネシアの丸亀製麵、めっちゃイイ! 強いて言うならうどんが柔らかめだったのはお国柄……なのだろうか?
なお、価格は全部で12万ルピア(1171円)だったので、日本とさほど変わらない。交通費と宿泊費は割安感のあったインドネシアだが、飲食代はそこまで日本と変わらぬ印象だ。え、円安……!
とにもかくにも「インドネシアの丸亀は生唐辛子が入れ放題!」そして「丸亀製麺はインドネシアでもメッチャ愛されている」とご記憶いただきたい。私が思う数倍、丸亀はインドネシアに馴染んでいました。
参照元:丸亀製麵
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.