
普通、食べ放題って元が取れるかどうかの絶妙なラインで価格が設定されているものだと思う。大食い自慢の人はともかく、特に大食いというわけではない私(中澤)は、ギリギリまで食べてやっと元が取れるみたいなパターンが多いからだ。
しかし、薄皮餃子専門店「渋谷餃子」の食べ放題は違った。価格設定バグってるだろコレ!
・行ってみた
渋谷店を本店とし、都内に4店舗が展開されている「渋谷餃子」。以前の記事で渋谷店の名物「若鶏のカレー半身揚げ(税込1590円)」をご紹介したが、どうやら恵比寿店と新宿西口店では餃子食べ放題・飲み放題のプランがあるらしい。
なぜ「らしい」と書いたかと言うと、恵比寿店の様子を見てみたところ、2024年5月13日時点では特に食べ放題をやっている的なことは掲示されていなかったからだ。外観は食べ放題の霊圧がゼロである。
ひょっとしてもうやってないのだろうか? そこで入店してみたところ……
店内のメニュー表には食べ放題がある。メニュー表によると、餃子食べ放題は120分1680円、プラス飲み放題で120分3480円と書かれている。だがしかし、もらった注文用QRコードからメニューページを開いても食べ放題はない。
・注文方法
やっぱりやってない? ちょっとよく分からなくなってきたため、店員さんに「食べ放題ってやってますか?」と単刀直入に聞いてみたところ、どうやら食べ放題のメニューはQRコードが違うようだ。新しくもらったQRコードからメニュー表を見ると、確かに食べ放題の項目がある。
というわけで、店はQRコードでの注文だけど、食べ放題を注文したい時はその旨を店員さんに告げよう。ほぼ裏メニューだなこれは。
・餃子が色々ある
さて置き、注文できる餃子は4種類。「焼餃子」「水餃子」「揚餃子」「チゲ餃子」があり、ライス・スープもお替り自由。メニュー表では全て0円と表示されており、それを選んで注文ボタンを押すだけ。餃子が色々あるだけでなく、ライス・スープがお替り自由なのは嬉しい。
水餃子はあまり好きではないので、まずは焼餃子、揚餃子、チゲ餃子とライスを注文してみたところ、机の上にズラーッと並ぶ各種餃子。焼餃子だけでなく、色んな種類があるのはフェスティバル感がある。
・餃子の味
で、餃子もちゃんとウマかった。餃子マニアの原田たかし記者が取り寄せた餃子をたまにご馳走してくれるので、私も比較的色んな餃子を食べてる方だと思うが、餡が詰まっていて薄皮とはいえ皮もペラペラすぎないのが良い。
個人的には肉汁で体積を稼いでるみたいな餃子があまり好きではないのだが、餡と肉汁のバランスもちょうど良く適度に食べごたえがある。
揚餃子にはマヨネーズがついていて、1つ1つの餃子の味の方向性が全然違うのも飽きなくてグッド。中でもチゲ餃子はご飯と食べた時のポテンシャルがヤバイ。
辛いけどコクと旨みのあるスープの味。餃子自体もご飯に合う上、残ったスープをご飯にかけて食べたらチゲクッパ的なウマさがある。ちょうど溶き卵も入ってるし。
1巡は余裕の味。お腹と相談して2巡目に突入したのは焼餃子とチゲ餃子。チゲ餃子スープクッパは締めにも使える。
・元は取れたか検証
焼餃子一辺倒じゃないことで普段より食べられた。価格も特別料金とかかかることなく、確かに1680円。しかし、これは元が取れているのだろうか?
そこでレギュラーメニューを改めて見返してそれぞれの価格を確認してみたところ、「焼餃子(290円)」「揚げ餃子(290円)」「チゲ餃子(450円)」「ライス(200円)」「わかめスープ(150円)」となっている。私が注文したのは、焼餃子×2、揚げ餃子×1、チゲ餃子×2、ライス×1、わかめスープ×1なので……
普通に頼んだら2120円。大食いじゃない人が大した気合も入れずに食べても440円も得していた。全くギリギリ感がない。むしろガバガバだ!
しかも、この食べ放題が開催されているのは恵比寿店と新宿西口店。物価の上昇が叫ばれる昨今の都内においては、地味に狂ったコスパと言えるのではないだろうか。
というわけで、なぜかバグってしまっている「渋谷餃子」の恵比寿店と新宿西口店。ウマイ餃子をお腹いっぱい食べたい時は店員さんに「食べ放題」の合言葉を伝えよう。さすれば、裏からそっといつもと違うQRコードを出してくれるはず。お客さんも好きだねえ。
・今回紹介した店舗の情報
店名 渋谷餃子 恵比寿店
住所 東京都渋谷区恵比寿南1-1-13
営業時間 月~木11:30~15:00、17:00~23:30 / 金11:30~15:00、17:00~翌4:00 / 土12:00~翌4:00 / 日・祝12:00~23:00
定休日 無休
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
中澤星児














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