カシオの腕時計『スタンダードシリーズ』、通称『チープカシオ』が好きな方に朗報です!

昨年レポートした第1弾に続き、チープカシオの指輪のガチャガチャに第2弾が登場したぞ! 大事なことなのでもう1回言おう。チープカシオの指輪ガチャに、第2弾が登場したぞぉ~~~っ!!

先に言っておくと、シークレットはマジでカッコよすぎでヤバかったぜ!

・CASIO ウオッチリングコレクション 2nd Edition

こちらがその、チープカシオの指輪ガチャ(1回400円)。

2024年4月16日に発売したばかりなので、この記事を書いている現在(5月9日)もまだ販売中のお店が多いはずだ。


第2弾では5種類プラス、開けてお楽しみの “シークレット” の全6種類がラインナップ。シルエットしかわからないが、噂によるとシークレットはカシオを代表する腕時計らしいぞ。

通常アイテムに関しても、2024年2月に復刻された『CASIOTRON TRN-50-2A』を中心に人気製品ばかり。ファンにとっては絶対に手に入れたい逸品となりそうだ。


もちろん筆者はフルコンプリート狙い。

10回まわせばなんとかゲットできるかな? どうかな?? できるといいなっ……!!!!



・まわしてみた

ここから先はシークレットのネタバレをする可能性があるので、自分の目で確かめたい人は読まないようにして欲しい。


ってことで、記念すべき1回目!

出てきたのは青いカプセル。その中身は……


『CA-53WF-1B』だっ!

通称『データバンク』と呼ばれるシリーズで、電話番号登録や電卓機能が付いている多機能ウォッチ。スマホが普及し不要となった現在でも、そのデザインから多くのファンを抱える製品である。


ボタン部分に関しては、付属のシールを貼り付ける必要がある。

少し印刷がつぶれていてチープ感は否めないが……細かいパーツだし400円だし、仕方がないのかもね。


ちなみに、第2弾からは展示に便利な台座が付属している点も注目ポイント。

オマケとは思えないほどにしっかりした作りで、時計屋さんのショーウィンドウみたいでテンションが上がるぜ!



さて、ガチャに戻ろう。2回目、出てきたのは……

『A159WGEA-1』でした!


シンプルなデザインで、年齢・性別・流行を問わず使えるロングセラーアイテム。

文字盤の再現度が高くてまるで本物の時計みたいだぁ~っ!


3回目。出てきたのは緑のカプセルで、

『A100WE-1A』をゲット!!!!


個人的な話になるが、今回のラインナップの中で筆者が唯一所有しているのがこちらの時計(色はゴールド)。絶対に手に入れたいと思っていたのだ。


先ほどのA159WGEA-1と同様に文字盤、そして前面に配置されたボタンまでも再現度が高くて……うおぉっ! めっちゃアガる~~っ!!

「このガチャを作ってくれた人、ありがとうね~~っ!!!!」と叫びたくなるほどのクオリティである。



・魔の3連発

ここまで順調に3種類をそろえていった筆者。「この調子ならフルコンプリートも見えてきたぞ」なんて思った矢先のことである。


ムムッ、この緑色カプセルは……


『A100WE-1A』!

先ほど当てた時は嬉しかったが、ダブってしまうと複雑な気持ちになる。


さらに悪いことに、5・6回目に出てきたのは『CA-53WF-1B』『A100WE-1A』

うぅぅぅぅーーーーむ。

3連続のダブりに、思わずシブい声が出てしまった。悲劇、ガチャとカシオの神はこの世に存在しないのだろうか?


しかし悪いことばかりではない。ここまで出てきたアイテムを見るに、カプセルの色と中身は固定されているようだ。具体的には以下の通り。


・『CA-53WF-1B』 → 青
・『A159WGEA-1』 → 赤
・『A100WE-1A』 → 緑


つまり、青・赤・緑以外のカプセルなら当たりってこと。「だから何?」と言われるとツラいが、カプセルを見た時点で結果がわかるなら、若干きもちがラクになる(気がする)。


ついでに言えば、カシオ公式のリリースにて「数は均等に入っています」というコメントも発表されている。3回目までダブらず一気に3種類が出たことからも、あと4回まわせるならフルコンプリートへの道は閉ざされていない。


希望を捨てるな! 諦めずに回せ!!!!

──ハタから見ればギャンブラーとなんら変わりないテンションで、手の中に残る16枚の硬貨を握りしめた。



・シークレットがカッコよすぎ!

真剣な祈りがガチャとカシオの神に通じたのかもしれない。7回目でようやく初出の紫色カプセルが姿を現した。

中身は、


んっ? なんだコレ。

チープカシオじゃなくて『G-SHOCK』……ってコトは、もしかして!


シークレット当てちゃったよ!!!!

そう、出てきたのはG-SHOCKの定番として不動の人気を誇る『DW-5600』のモデル。それほど詳しくないのだが、現行の『DW-5600UE-1JF』で合っているのかな?

とにかく再現度が素晴らしく、写真だけ見たら本物の時計だと勘違いしてしまいそう。


おまけにサイズ感までカンペキで、これまでゲットしたチープカシオと比べるとぶ厚くゴツい。

こんな高クオリティなものが400円で手に入ってもいいの~っ!?


すっかり有頂天になりながらも8回目。

見事に『MRW-200HJ-1B』をゲット!

10気圧防水を備えるスポーティなアナログ時計だそうで、レビューを見ると「コスパ最高!」という意見が多い。外仕事に重宝されているようだ。



──さて、あと2回にして残りは『CASIOTRON TRN-50-2A』の1種類のみ。


「これは勝ったわ!」と、意気揚々とまわしたのだが……


悲しいかな。『CA-53WF-1B』が2連続で出て、アッサリと筆者のギャンブルチャレンジは終了した。


「人生は思っているようにはいかないなぁ」

──そうボヤきながらも、ハンドルを握る右手ひと差し指のG-SHOCKが目に入り、あまりのカッコよさに自分の頬が緩んでいることに気が付いた。

シークレット最高じゃん。フルコンプの野望は叶わなかったけど、幸せだからOKです。

【完】

参考リンク:CASIOウオッチリングコレクション 第2弾が発売されました(カシオ公式)
執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.
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