2024年3月16日(土)から東京ドームシティの「Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)」にて『逆境回顧録 大カイジ展』が開催される。
あのカイジのイベントなんて、さぞかし楽しいに違いない!! というわけでマスコミ向けの発表会に足を運んだたところ、想像の10倍くらい最高だったのでご報告しよう。
・カイジの展覧会……!
1996年に週刊ヤングマガジンにて連載が開始された福本伸行先生による大人気漫画「カイジ」シリーズ。シリーズ累計発行部数は3000万部を誇るギャンブル漫画の金字塔である。
そんなカイジの名場面や名シーンを全力で体験できるのが『逆境回顧録 大カイジ展』だ。展覧会キービジュアルを福本先生が自ら書き上げるなど、正真正銘の公式イベントとなっている。
さて、カイジの連載が始まった頃にヤンマガど真ん中だった私は、ある意味で “カイジ世代” と申し上げていいだろう。最も好きなエピソードは恐怖のパチンコ台「沼」で、班長とのチンチロ対決も最高だ。
どう考えても『大カイジ展』なんて楽しいに決まってる! というわけで、開幕前日の東京ドームシティへと向かった。そんな私を入口で迎えてくれたのが……
利根川……!
ようこそ……大カイジ展へ……!!
・等身大フィギュア……!
そう、大カイジ展では利根川の他にも複数の「等身大キャラクターフィギュア」が設置されている。その全てはあえてお伝えしないが、チンチロ中の班長の姿には熱い涙を禁じ得なかった。
また、会場の至るところに展覧されている「キャラクター解説」や「名シーン」も大カイジ展の見所の1つ。カイジファンなら「あった!」「懐かしい!!」と感動すること間違いないだろう。
そして……
大カイジ展最大の目玉が……
フォトスポット……!
圧倒的フォトスポット……!!
・映え……!
等身大キャラクターフィギュア同様、会場内には複数のフォトスポットが設置されている。中でも会場に足を運んだ全員が撮影したいのが「焼き土下座」だろう。
焼き土下座のフォトスポットには3カ所のボタンがあり、それを押すと煙が出る超こだわりの仕様となっている。誠意とは……それほど厳しいのだっ…………!
その他にも「地下労働所」や「鉄骨渡り」など、カイジファンならずともご存じであろう超有名シーンが惜しげもなく再現できるようになっていた。感謝っ……! 圧倒的感謝っ……!
ただし混雑が予想されるため、撮影の際は「1人1ショット」が原則とのこと。その注意書きに至るまで、全てがカイジ風に味付けされた『大カイジ展』はマジで最高だ。
・グッズも最高……!
さらにさらに、この手のイベントの中では群を抜いて物販が充実していたこともお伝えしておく。特に「ざわ……ざわ……靴下」や「キンキンに冷えてやがるジョッキ」あたりは買う以外の選択肢がない。Tシャツの種類も超豊富だ。
とにもかくにも、カイジ好きなら楽しめること間違いなしの『逆境回顧録 大カイジ展』は、3月16日(土)から5月12日(日)までの開催だ。行かなくてどうするっ……! 大カイジ展の為に生きなくてどうするっ……!!
参考リンク:逆境回顧録 大カイジ展
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.