人気漫画『カイジ』の中で、もっとも強烈なシーンの一つといえば「焼き土下座」が挙げられるだろう。焼けた鉄板の上に、10秒以上も手・足・額を付ける土下座……。想像しただけで寒気がしてくるような、まさに悪魔的制裁だ。

実は映画版『カイジ』には、この焼き土下座は登場していない。理由は不明だが、たしかに実写で再現するにはエグすぎるシーンではある。しかし今回……! まさかの実写化っ……!! 使ったのは……! ソーセージ……! 鉄板で焼いた圧倒的ソーセージっ……!!

・まさかの実写化

いや、ソーセージて。そこは利根川だろ! と思ったファンの方もいるだろうが、あんなの2回もやらされたら利根川先生が可哀想じゃないか。というわけで(?)、東京・新宿のテーマパーク「東京ミステリーサーカス」では、ちょっと変わった面白いメニューが登場するぞ。

2018年10月18日から発売されるオリジナルメニュー、その名も『焼き土下座ソーセージ 犯罪的ビールセット・・・・・・・!(税抜1000円)』。濃いっ……! メニュー名からして……!!

・土下座するのはソーセージ

「こだわりのソーセージにしっかりと焦げ目をつけ、まるで土下座をしているような形で固定」したというこのセット。ただのソーセージやないか! という気もするが、たしかにソーセージ側からしたら焼き土下座である。ごめんなさい~っ……! がっ……! がっ……! がっ……!

・あの悪魔的機械も

ソーセージ以外にも注目すべきポイントはある。鉄板の脇に何か添えられているが……先生っ……! これは一体……!? ああ……その部分は恐らく……揚げた食パンだ……! と思いきや、違うっ……! これは……土下座強制機……!

そう、『中間管理録トネガワ』にも登場して読者を笑いに包んだ「土下座強制機」までもが、揚げた食パンによって見事に再現されているのだ。利根川先生は何も気付いていないようだが、これはいろいろな意味で熱いと言わざるを得ないだろう。

・豪遊したい

ソーセージとポテト、土下座強制機を存分に楽しんだ後は、セットになっているキンキンに冷えた缶ビールで流し込むのみ。犯罪的だっ……! うますぎるっ……(たぶん)! ちなみに、缶ビールはソフトドリンクへの変更も可能なので安心してほしい。

・制裁っ……!

焼き土下座セットは、「東京ミステリーサーカス」1階のカフェにて10月18日から提供されるぞ。本来できるはずなのだ……! 本当に食べたいという気持ちで……胸がいっぱいなら……! どこであれ土下座ができる……! たとえそれが……肉 焦がし……骨 焼く……鉄板の上でもっ……!

参照元:東京ミステリーサーカス
執筆:あひるねこ
Photo:(c)福本伸行・萩原天晴・三好智樹・橋本智広/講談社・帝愛グループ 広報部