
2月初旬、盛会裡に閉幕した「ジャパンキャンピングカーショー2024」。全体の模様は先にお伝えしたが、中でもひときわ目を引いたブースがある。
並んでいたのは日産自動車の「キャラバン MYROOM」。自動車メーカーが自ら手がけたキャンピングカーということで発表当初はかなりの話題となったのだが、今回、初めて実車を見せていただいた。
・NISSAN キャラバン「MYROOM Launch edition」
車両はトヨタのハイエースと並び、キャンピングカーのベースとして双璧をなすキャラバン。商用車としても活躍する耐久性と広い荷室が特徴だ。
車内にはベージュを基調とした優しいアースカラーのファブリックが広がる。
コンセプトはまさに「部屋」! 写真の角度によっては、ホテルの一室やモデルルームだと言われても信じるだろう。
発表時、動画やウェブ記事でも目にしたが、実物を見ると想像以上の美しさに震える。これはキャンピングカーではなかなか味わえない感覚だ。
一部の大手を除いて、「町工場」のような中小企業も多いキャンピングカービルダー。機能性には文句なしでも、インテリアデザインという点では、どこかあか抜けないモデルも存在する。
それはまるで昔のOfficeのワードアートのような……意図せず昭和時代をリスペクトのような……言葉は悪いが「野暮ったい」デザインも皆無ではない。しかし「MYROOM」はまったく違う。
デザイナーがきちんと時代感覚をとらえ、検討に検討を重ねてブラッシュアップしたデザインとはかくや、というのが「MYROOM」の印象だ。
贅沢にも目に入る部分がすべて木目調で統一されているため「車」感がまったくない。
ウッディなブラインドも特徴的だ。銀色のサンシェードや遮光カーテンよりも遥かに洗練されており、一気に高級感が生まれる。観葉植物が似合いそうなナチュラルな雰囲気がとてもいい。
そしてリアウィンドウのところにかかっているのはジャストサイズのロールスクリーン!
モバイルプロジェクターを持ち込めば、映画鑑賞もスポーツ観戦も思いのまま! キャンピングカーでは一般的な装備であるテレビやモニターはないが、むしろとてもすっきりしている。
今はコンパクトな卓上プロジェクターが手頃な価格でたくさん市販されているし、テレビよりもオンデマンドで好きなコンテンツを見る人が圧倒的に多い。とても時代に即している!
中央のテーブルはスライド式で、軽い力で前後に動く。
そのため最後方までスライドさせて、リアゲートを開ければ外の景色に向かったカウンター席のようになる。「絶景カフェ」や「お庭自慢のカフェ」に行列を作る必要はもうない。好きなところに車を停めて、リアを開ければいいのだ。これは惚れてまう……!
ベッドは跳ね上げ式と折りたたみ式があり、こちらは後者。軽い力で簡単にシートを取り外せる。
シート下からはポータブル電源が登場した。一般的なキャンピングカーのように冷蔵庫や電子レンジやエアコンといった機器が搭載されていないため、てっきり家電の使用は想定外なのだと思ったら、実は100Vコンセントもしっかり装備。好きな家電を持ち込んで、より便利に使うことも可能だ。
・なぜこの車がそんなに話題なのか?
少しイベントの内容をご存じなら、もっと豪華なモデルが会場中にあるじゃん? と思うかもしれない。しかし、この車のすごいところは「自動車メーカーが自ら作った」というところなのだ。
会場には百社以上の企業が集まるが、そのほとんどはビルダーまたはディラー。ハイエースやキャラバンやデュカトなどの「ベース車両」を仕入れてキャンパー装備を架装する、または海外製のキャンピングカーなどを輸入販売するという業態だ。
もちろん法律に則って制作されているが、実態としては改造車。加工の結果として起こってくるさまざまな不具合は、あくまでユーザーの自己責任ということになっている。
たとえばハイエースの屋根をカットするポップアップルーフ加工の結果、車内に水もれしたとトヨタに泣きついたところで極論は「知らんがな」なのだ。
また、ビルダーは全国に店舗があるわけでもなく、自宅から離れたビルダーから買ってしまうと修理におもむくのも一苦労。
現に筆者も遠方在住のため、一度の修理のためにかかるガソリン代や高速代は数万円を超える。気になるところがあっても、行けるのは数年に一度だ。
しかし「MYROOM」ならNISSANの車なのだから、全国どこのNISSANでも責任を持って見てもらえる! 些細な違いに思えるが、実は革新的なことだ。
日本を代表するメーカーから生まれる「圧倒的な信頼感」と「たぐいまれな美しさ」を兼ね備え、レベルが一段違うと言っても過言ではない「MYROOM」。これが自動車メーカーの本気だ!
冨樫さや














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