2月13日はNISAの日。限られた金額内なら非課税で投資ができる制度であるNISA。今年2024年からは非課税期間が無制限になり、積み立て投資で年間120万円、ファンドを通さない自身の運用で年間240万円まで使える新NISAが始まっている。

本日は、そんなNISA制度を含め、より多くの人に投資の基礎知識への理解を深めてもらうために制定された日だ。というわけで、昨年2023年364万円分株を購入した私(中澤)の収支をお伝えしたい

・去年の日経平均

ロイターによると、7369円上昇したという2023年の日経平均。年間プラスは2年ぶりで、上昇幅は1989年、1988年に次ぐ歴代第3位だったのだそうな。

リアルタイムでジョインしていた実感としては何度も「日本株終わりや」という阿鼻叫喚が上がっていた気がするが、フタを開けてみれば良い年だったっぽい。



・2023年購入した株

そんな2023年、購入した株で記憶に残ってるのはカバー株式会社と日本電信電話(NTT)、そして株式会社NexTone。NTTは株式分割があったので記事でお伝えしたが、残りの2つは記事にしていないものなので軽く説明すると……

カバー株式会社はVTuber事務所『ホロライブ』の会社で、NexToneは著作権管理団体。カバー株式会社を購入したのはシンプルにホロライブを応援しているからで、NexToneについては株価が下がりまくっていたから買ってみたわけ。


・落ちるナイフも掴んだ

で、NexToneが印象に残っているのは「言うてこの辺が底か」と判断した2000円くらいで買った後も激下がりだったからだ。年明け4800円くらいだったものがこんなんなる? 2月7日現在の株価は1363円だが、一時980円になったりしてたからな。5分の1やないか。

で、この中で売ったのはカバー株式会社だけ。購入してから絶好調だったので200株だけ利確してみたわけだ。今は利確した時より高いので残りはまだ持ってる。



・銀行破綻騒動も2023年

楽天証券の取引履歴を見ると、他にもみずほフィナンシャルGを2023年売買していた。3月のSVB破綻の時の取引か。言われてみればこれも以前記事にしたな。

つまり、2023年に売った株はほとんどが2022年に買ったものだったということ。で、こういった年間の株取引の収支がまとめられているのが年間取引報告書である。


・年間取引報告書を郵送してもらう方法

そこで楽天証券に年間取引報告書を取り寄せてみた。ちなみに、取り寄せの手続きはめっちゃ簡単で、マイメニューから「取引報告書等」をクリックし「郵送申込」の欄から申し込むだけ。電子書面で閲覧することも可能だけど、今回は手数料1100円で郵送してもらった。



・2023年の収支は……

まず、2023年に購入した株は364万円分。年間取引報告書によると細かい所得費用は364万2794円。では、株を売った収入金額はいくらかと言うと、390万2126円。プラス25万9332円である。しかし、利益はこれだけではなかった


配当が30万81円あったのである。よって2023年の利益は合計55万9413円。50万円超えたー!

去年の確定申告の記事によると、収支は9万4191円だったので去年の6倍である。そう考えると伸び率がヤバイ。来年は300万円を超えたいという気分になった。


会社の調子だけでなく世の動きにも左右される株式市場。さて、新NISAで活気づく日経平均は今年どういう動きを見せるのだろうか。

参考リンク:ロイター
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.