お弁当に入っていたら嬉しいものランキングで、ミートボールは上位だと思う。冷めても美味しく、食べ応えがあるところが良い。
作るのはやや手間なので、スーパーなどで入手できる『イシイのおべんとクンミートボール』にお世話になる人も多いだろう。あれ、大きさ量共にちょうど良いよな。そんなイシイの『ミートボール』が実は今、手元に50袋ある。
冷蔵品なので意外と賞味期限が短く、どうしたものかと悩んだのも束の間。イシイの公式サイトに素晴らしい方法が掲載されていたので、真似してみたところ……ミートボールの新たな可能性に気が付かされてしまった話を聞いてほしい。
・常温保存できるものも
イシイのミートボールと言えば、ひと袋に10~12個ほど入っている。つまり500個以上のミートボールが我が家に存在する計算になる。
何故それほどのミートボールがあるのかというと、イシイの福袋を購入したからである。福袋には松(税込6980円)竹(4980円)梅(2980円)と3種類あり、今回は「松」を選択。
なんでも『イシイのおべんとクンミートボール』は2024年に発売から50年を迎えるらしく、記念して50袋詰めたのだという。恐らく今年(2024)限りのことであろうしと、こちらを買ってみることにしたのだ。
常温保存できるものも10袋入っていたがそれ以外、定番のミートボール10袋・照焼ミートボール10袋・カレーミートボール10袋・朝ミートボール あっさり塩味10袋、は冷蔵保存しなければならない。しかも賞味期限は2024年1月末だ。
自分で選んで買ったとはいえ「たくさんのミートボール嬉しい」よりも先に「早く食べなければ!」という気持ちになるのは、やや仕方がないと思う。
しかしながら、せかせかと急ぐことなく、ゆっくり味わって美味しく食べたい。なにか良い方法はないものかとネット検索していたところ、冒頭に書いたようにイシイの公式サイト『おイシイレシピ』を発見。
そこには、ミートボールを使ったレシピがたくさん載っていたのだ。そのまま食べることに加えて、アレンジすれば賞味期限の近い40袋を消費できてしまうかもしれない。
・こんな方法があったなんて
まずは簡単なところから、ロールパンにミートボールを挟むだけのレシピにチャレンジだ。公式サイトでは野菜や卵も入れていたが、今回は無し。
マーガリンがあらかじめ詰まっているタイプのパンを使ったこともあり、ミートボールの甘じょっぱさとの相性は抜群だった。これは、毎朝食べられる気がする。
そして、思わず「こんな方法があったなんて!」と膝を打ったのは “ミートボールを潰して使う” というもの。今回はピーマンの肉詰めで試してみたのだが、これがかなり便利だ。
半分に切ったピーマンを軽くレンチンし、ピーマンの内側に小麦粉をまぶして、袋の上から揉み潰したミートボールを詰めてチーズなどを乗せ焼くだけ。
普段作る時のようにあらかじめ肉に味を付ける必要もないし、手もほとんど汚れない。当然ながら、味も安定していて美味しい。めちゃめちゃ良いな……?
ミートボールにまさかこんな使い方があっただなんて、大量にあるからこそ気付けたしやってみようと思えたレシピだ。この要領でボロネーゼなども作ることができる。
このほか、もちもち生地でミートボールを包む朝ミートボールの入った豆腐白玉スープなども作ってみたがいずれも大正解。
サイトに掲載されているレシピを片っ端から試していけば、ミートボールを堪能できて早々になくなりそうな予感がしている。
消費できるのであればこの福袋、なかなかアリでは……? と思った方。まだ間に合うぞ。今現在(2024年1月10日晩)松・竹・梅、いずれの袋も購入可能だ。
ミートボールのほかに、ミートボール50周年記念ロゴ入り保冷バッグ・オンラインストアで次回使える500円クーポン(使用期限2024年2月15日)・抽選で当たる!「プライベート工場見学ツアー」も付いている。
お得なのは言わずもがな、一生に一度くらいミートボールを思い切り食べてみるのも良いかもしれない。またとない機会を逃すまじ。
参考リンク:イシイの福袋
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
▼イシイの福袋「松」が圧巻……! ミートボール50袋入りだ!!
▼保冷バッグはイシイのミートボールが収まるサイズ
▼公式サイトを参考に色いろアレンジしてみた
▼まだ間に合うよー