茶かコーヒーか、そう聞かれると困る。ご飯を食べる時はもちろん紅茶を選ぶが、コーヒーもホッとする時は結構良いものである。ひとつだけなんて選べない。
さて今回、お父さんが「Teh Tarik(テータリック)」という飲み物をくれた。これがね、ちょっと面白い飲み物なので紹介したいと思う。
・引くの?
「テータリック」とは主にマレーシアやインドネシアで飲まれる紅茶ベースの飲み物の1つ。訳すと「引っ張れる紅茶」。
ミルクティーの一種で、注ぐときに引く動作をするからそう名付けられた。
雑ですまないが、こんな風に。なぜこんな動作をするのかは、まぁ紅茶をよく混ぜるためだと思う。2つの容器を用意し、高いところからもう1つの容器へ注ぐ光景は見たことある人もいるのではないだろうか。
・引かないテータリック
さてさて、誰もが上手に紅茶を引いて注げるわけでもないので、こんな風に粉末状のモノも売られている。もはや引かなくてもテータリックを楽しめるわけだ。
この「Aik Cheong Teh Tarik」がそう。お父さんがマレーシアからお土産としてもらったのを譲ってくれたものだ。楽しむとしよう。
3 in 1で紅茶、クリーム、そして砂糖からなっている飲み物だ。紅茶の香りを楽しめながら牛乳のミルキーな味が楽しめるだと……!
ここで「テータリック」についての説明が。客に振る舞う前に何度か引くことでミルキーな味を出すことができるそうだ。
という訳で早速作ってみよう。
小袋を開けると何ともまぁ良い紅茶の匂い、そしてほのかにするクリームの匂い。「テータリック」独特の匂いである。
コップにバァーーッ。なんかコーヒーにも見えるな。
お湯を注げば完成! これで引くこともできるが、あいにく僕は不器用で熱い紅茶が自分にかかる未来しか見えないからスプーンで混ぜた。
たちこめる紅茶のいい匂い。すごく優しく、ホットするような匂いだ。熱いだけに。
そして同時に漂うクリームの匂い。物凄く安らぐような匂いだ、
それからお味は物凄く優しい。甘すぎず苦すぎず、クリームが安らぎをくれる。喉越しがよく、何だか眠たくなる。
・まとめ
日本人ってよくお茶を飲むが、紅茶は日本人の舌には合うだろうか。なんであれ、物凄くおすすめしたい一品だ。
紅茶のいい匂い、そしてクリーミーな味わい。本当にやすらぎをくれる、ってか作業中にこれ飲むとマジで眠たくなる。多分僕だけだけど。
マレーシアやシンガポールに来たら本場のテータリックを味わってくれ。引く動作も見られて楽しいかもよ。
という訳で、Sampai Jumpa Lagi