私(佐藤)の朝はドトールコーヒーのジャーマンドッグで始まる。
週3回のポールダンスの練習が日課で、練習スタジオに向かい日は、必ずジャーマンドッグ(税込250円)とコーヒー(Mサイズ 税込300円)を摂るのがお決まり。だが、モーニングセットではない。というのも、モーニングからジャーマンドッグが外されてしまったからだ。
そこで他のチェーンのホットドッグモーニング事情をたしかめるために、モスバーガー・サブウェイ・タリーズ・ミスタードーナツでそれぞれホットドッグモーニングを頼んでみたところ、ミスドのクオリティがずば抜けて高いことがが判明した!
・モーニングのホットドッグ
ホットドッグとコーヒー、この2つをモーニングセットで販売しているチェーンは限られている。マクドナルド・ロッテリア・バーガーキングなどでは扱いがない。
今回の比較する4社に加えて、フレッシュネスバーガーやカフェ・ド・クリエなどでも販売しているのだが、フレッシュネスはモーニングを提供しているお店は限られており(最寄の2軒で扱いなし)、カフェ・ド・クリエについては最寄の店舗が閉店してしまって利用できなかった。
モーニングというサービスの性質上、提供時間が決まっているため、すべてのチェーンを網羅できなかったので、その点、ご了承頂きたい。
さて、購入できた4つのチェーンは先にもの述べたようにモス・サブウェイ・タリーズ・ミスドである。それぞれホットドッグ + ホットコーヒーのセットで、価格は各社で異なっている。
順番に紹介していこう。以下はいずれもモーニングセットをテイクアウトした価格である。
■モスバーガー「モーニングドッグ」ドリンクセット(税込440円)
■サブウェイ「ソーセージサブ」セット(税込430円)
■タリーズ「ボールパークドッグプレーン」ドリンクセット(税込570円)
■ミスタードーナツ「ホットドッグモーニング」Aセット(税込588円)
それぞれ開けるとご覧の通り。ホットドッグ好きの私にとっては、“宴” 状態である。
・それぞれの商品の感想
さて、見た目と味について詳しくお伝えしよう。
まずモスバーガーのホットドッグは、ドッグパンにレタスとシャウエッセン(ウインナー)を2本挟み、ケチャップとアメリカンマスタードで味付けをしている。
シャウエッセンを使っているとはいえ、正直、家でも再現できるレベルのホットドッグである。500円を切る安さが魅力ではあるけど、モスの持ち味が生かされていない気もする。あまりホットドッグには力を入れていない印象を受けた。
続いてサブウェイなのだが、包装紙を開けてみてちょっとビックリした。というのは、公式サイトのソーセージサブと見た目が異なっていたからだ。サイトの写真ではドッグパンを使っているように見えるけど、実物はサンドイッチに使用しているパンだった。お店によって違うのかな?
ちなみにソーセージサブは、通常のサンドのようにパンや具材をチョイスすることはできない。とはいえ、サブウェイらしいホットドッグだ。
「ホワイト」と呼ばれるパンの間に粗挽きソーセージをドン! と挟んだシンプルな構成。素材の持ち味を生かしているところが、とってもサブウェイ! ふんわりとしたパンと、パリっとしたソーセージがしっかりとマッチしている。
次はタリーズ。ライ麦パンにソーセージをサンドした、こちらもシンプルな構成だ。ケチャップとマスタードは別添えになっている。
先の2商品がソフトなパンで会ったのに対して、タリーズはハードな食感のパンを採用している。ホットドッグは、どちらかといえば硬いパンが望ましいと考える私には、断然好みのタイプ。
噛めば噛むほど味が出るライ麦パンは食い甲斐がある。しかし、ソーセージが柔らかくてパンの硬さに埋もれてしまっている。皮のパリっとしたソーセージならさらに美味しくなるはず。
最後がミスド。ミスドといえばドーナツだが、意外にもホットドッグも本格派だった。フランスパンからはみ出すほど長いソーセージを挟み、オリジナルのトマトミックスソースをべっちょりかけている。見た目は最高!
ソーセージは皮目がパリっとしていて、かじると肉汁が口の中にほとばしる。パンは硬めで食感もしっかり。何より野菜入りのトマトソースが美味い! トマトの酸味と野菜の甘さのバランスが良い。パスタソースにしても絶対美味いヤツですよ、コレは!
ということで、4品を食べ比べた結果、ぶっちぎりでミスドが美味いと判明した。
あえて、言おう。ドーナツ食ってる場合じゃねえ、ミスドに行ったらホットドッグを食え! と……。ホットドッグ好きを自負する私がいうのだから間違いない。ミスドのホットドッグを食ってほしい。