
富士急ハイランドに隣接する「ハイランドリゾート ホテル & スパ」に、超豪華な鉄道コンセプトルーム『富士急行線ルーム』が誕生したそうだ。富士急行線といえば “富士山に1番近い鉄道” として有名。そんな富士急行線を運営する富士山麓電気鉄道の職員や鉄道技術所も全面協力した唯一無二の客室なのだとか。
詳しくは後述するが、客室には1994年から26年にわたり富士急行線で運行され、2020年10月に引退した「1000系・1202号編成」の部品を随所に再利用しているという。実物の運転台や椅子、乗務員扉、車内放送機器まで設置されているらしい。マジかよ……と思っていたら。
PR取材のためなら無料で泊まらせてもらえるだと……? って、そんなもん行くしかねぇぇぇええええええ!
・富士急行線ルーム
というわけで、「ハイランドリゾート ホテル & スパ」へ。チェックイン時に専用のカードキーと、ブレーキ弁ハンドル・レバーサーハンドル(進行方向を切り替えるハンドル)・改札鋏(切符を切る道具)の入ったジュラルミンケースを受け取った。
おかげで気分はもう鉄道会社の社員である。
しかもドアには「富士山麓電氣鐵道」の表札……って、マジで社員じゃねえか。ちなみに表札は、富士山麓電気鉄道株式会社の本社入口と同じデザインだという。これほど社員の気持ちを味わえる客室はないだろう。
それでは、いざ富士急行線ルームへ。
!!!!!!!!!!!!!!
部屋に入るや否や現れたのは、実物の荷物棚と窓枠。しかも風景は「富士山冬景色」。聞けば、同ルームを監修した「鉄道BIG4」の南田裕介さんが選んだ景色らしい。見事なチョイスである。さらに隣には、またしても実物の吊り革。
そして、のれんをくぐると……
実物の幌(ホロ)! 連結部分の蛇腹まで客室内に設置されている……日本初ではなかろうか。実物だけあって汚れもリアルだ。これがキレイだったら一気に冷めてしまう。少し汚れているくらいの方がいい。
んで、ベッドがあって……
……いきなり大迫力!!!!!!!!
1202号編成の先頭車両の “顔” が登場。スケールはおよそ5分の4で、前照灯や方向幕は実物らしい。客室のド真ん中にほぼ実寸大の電車はヤバいって。
・忠実に再現された乗務員室
さらに奥の「乗務員室エリア」には、冒頭でお伝えした運転台(起動弁・マスターコントローラー)や車掌スイッチ、乗務員室扉、車内放送機器(受話器・スイッチ・アンプ)、低電圧配電盤、乗務員室ドアリレーなどが設置されている。
さっそくスタッフの方にハンドルを取り付けてもらって……
制服に着替えたら……
プレミアムな車掌・運転士気分が味わえるだろう。
※制服の貸出しはスタッフの立ち会い時のみとなります。(ベルスタッフが部屋案内をする際に写真撮影が可能とのこと)
・色んな楽しみ方
忠実に再現された乗務員室と制服でテンションが上がらない鉄道ファンはいないハズ。さらに方向幕の操作や……
前照灯(ヘッドライト)の点灯、アナウンスも可能。
さらに運転台から眺められる大型モニターに、富士急行線沿線のイチ押し走行区間の前面展望映像を流すこともできるのだ。ツボが分かっている。ってか、すべて独り占めできるのは熱すぎるだろ!
・こだわり満載
他にも実物の勾配標(40‰)や車号銘板、業務利用の融雪剤(塩化カルシウム)のパッケージデザインを再現したクッションなども設置。公式サイトに「不必要なこだわりを詰め込んだ」と書いてあるが、それほど気合いを入れて作り込んだということだろう。
・限定グッズ
宿泊者限定のノベルティグッズも注目だ。ダイヤグラム(昭和時代に実際に使われていたもの)のレプリカや路線図入りのフェイスタオル、富士急行線ルーム記念硬券(2種)などが記念にもらえる。
あ、最後に鉄道とは直接関係ないけど……
窓から一望できる富士山は最高にヤバいぞ。
それともう1個……
朝、目が覚めて「目の前に電車」はさすがにビビった。
・人気が爆発する前に
──というわけで、唯一無二の鉄道コンセプトルームは想像以上だった。お伝えしたとおり、客室には大変貴重な部品を使用しているので宿泊には注意が必要だが、少しでも気になった方はぜひ公式サイトをチェックしてみてほしい。
富士急ハイランドの目の前だから大人も子供も楽しめると思う。すぐに予約が埋まりそうなので予約はお早めに!
参考リンク:富士急行線ルーム
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
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▼本当にとんでもない部屋でした!
砂子間正貫































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