ゆで太郎の弟分といえば「上州もつ次郎」だ。定番メニューはボリューム満点かつリーズナブルなもつ煮・もつ炒め定食。先日、私は人気の「もつ鍋ら〜めん」を食べてきたのだが、食券購入時にあるメニューに目が留まった。980円の「呑み助セット」である。

券売機のメニュー画面には「今日もおつかれさま!」「ちょい呑みいかが?」としか書かれていない。気になるものの、仕事休憩中に頼むわけにはいかなかったので仕事後に再訪することに。んで、先に結論を言ってしまうと……呑み助セットはマジで最高でした!

・もつ次郎の呑み助セット

やはりメニュー画面にはセットの詳しい内容が載っていなかった。店舗によっては看板等が設置されているのかもしれないが、私が訪れた店舗には何もなし。まあ別に何でもOKってことで食券を購入し……


カウンターに持っていったら案内を発見。ええっと、どうやら「もつ煮・もつ炒め」「アジフライ・唐揚げ3個」「おみ漬け・冷奴」からそれぞれ好きな方を選んで、さらに「ビール・ハイボール・レモンサワー」から2缶選べるセットだという。もうお得な予感しかしない。


・かなり良い

私が選んだのは「もつ煮」「アジフライ」「冷奴」。アサヒ生ジョッキ缶とキリン本搾りレモンがついて980円なら文句ないだろう。外で味わう缶飲料は格別。家で飲むより美味しく感じるから不思議だ……と、飲む前から言える。もう分かりきっていることだからだ。

……やはり美味かった。もつ煮とビールが抜群に合う。上州もつといえば豚もつ。臭みがなくてプリプリ、味噌の味も濃いからご飯にも合うしビールにも合うのだ。

セットで頼んだら少なめかと思いきや、結構食べ応えもある。辛いのが好きだったら一味や七味、さらにオリジナル調味料の「赤鬼」で好みの辛さに調節して食べると良いだろう。


さらにアジフライも揚げたてそのもの。さくさくした衣の食感とふっくらした身の食感を楽しめる。


冷奴のさっぱりした味わいも嬉しい。かなり充実した “せんべろメニュー” と言えるだろう。


・シメはゆで太郎

そんなこんなで2缶飲んだら気持ちよくなってきた。このまま帰るのはもったいないので、ふたたび券売機へ。お酒を注文するためではなく、シメを食べるためだ。せっかくだから、アニキ分である「ゆで太郎」のメニューで締めようではないか。ってことで……

400円の「かけそば」を注文した。


少し甘めの温かいツユが飲んだ後にしみる。シンプルなそばがたまらなく美味しく感じられるのだ。おなじみのビールとレモンサワーでもお店でじっくり楽しむと満足度が全然違う。家でダラダラ飲むのもいいけど、たまにはこういう楽しみ方もアリ。

仕事帰り等に軽く飲みたい時はもつ次郎がちょうどいいかも。良い学びとなりました。皆さんも機会があればぜひ試してみてほしい。


参考リンク:ゆで太郎
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.