シンプルなデザインで機能的、さらにタフで安い靴下が欲しい。だいぶ欲張りかもしれないが、農作業やアウトドア等で酷使する足を快適に保ち続けてくれる “安い靴下” が欲しいのだ。そんなわけで、定期的にワークマンの靴下コーナーをチェックしているのだが……

ついに良さげな靴下を見つけた。というか、いくつか買ってみて結果的に1番良かったのが「dralon outdoor」である。ドラロンと読むらしい。3足セットで780円。安い。しかし「アウトドア」と名乗っているだけあってタフ。また、思ったよりも機能的だったのだ。

・ワークマンで買ったドラロン

「3足1000円」でも安いと言われる時代に「3足780円」は驚安。しかも別に「お得」を謳っているわけでなく、ワークマンにとって「安い」は当たり前。さらにタフな環境でも耐えられるのが特徴だ。一言でいえば、プロ向けの高機能商品。安いからって決してナメてはいけない。

ドラロンはドイツで開発された素材らしく、パッケージには「1年中快適に過ごせる素材」として紹介されている。サイズは24.5〜27センチで、丈の長さは3種類。さらに5本指なんかもある。1年中快適だから季節ごとに使い分けるのもいいだろう。

ちなみに実は、毎年冬にブレイクしている「メリノウール」も1年中OKな素材である。冬はあたたかくて夏は涼しいメリノウールは「天然のエアコン」の異名を持つのだ。さらに消臭効果もあって人気が高い。ただもちろん冬用と書いてあるものは冬用なので要注意なのだけど。


・もっと安いのがドラロン

さて、ワークマン価格で比較すると「メリノウール」より「ドラロン」の方が安いが、結論を言うと、ドラロンでも必要十分だった。ガンガン履いても割と涼しいまま。蒸れによる不快感はほとんどない。高い吸汗性もドラロンの特徴なのだとか。

ホールド感もまずまず……と書こうとしたが、780円を3で割ったら260円! いやそう考えたら260円とはとても思えないホールド感である。土踏まずからカカトまで優しく包み込んでくれている。

とりあえず、3足を日替わりで1カ月程度履いてみたものの、まだズレ落ちるような気配はない。強い。まさにこういう靴下を待っていた。ここまで願いを叶えてくれるとは。ドラロンボールかよ。

ただ、真夏の暑さには耐えられないような気もする。もちろん吸汗性に優れているので期待できないわけではないが、同じくワークマンで購入した「和紙ソックス」の方が分かりやすくサラサラしていて夏向けだった。

とはいえ総合的には、日常的にガンガン使えるコスパの高い靴下だと言えるだろう。タフで機能的で激安、3足で780円。人気が高いのも納得だ。店頭のみの取り扱いなので、必要な方は最寄りのお店へGO!


参考リンク:ワークマン
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.