もう3~4カ月もすると、今年も暑い夏がやってくる。何かあるわけじゃないけれど、ダイエットを始めるならまさに今。「スポーツジムの新規入会者数は春が断トツで多い」と聞いたことがあるが、実に頷ける話である。
さて、私(サンジュン)も正月前から好き勝手食べまくっていた自分を戒めるべく、軽めのダイエット期間に突入した。特に夜はなるべく糖質を控えているのだが、その中で視界に入ってきたのが『サブウェイのサラダ』である。というか、これってダイエットに最高なのでは……?
・緩やかにダイエット中
自分で言うのも何であるが、私が45歳のおっさんであるにもかかわらず、それなりの体型をキープし続けられている理由は「1年に1度ちゃんと戻すから」である。普段から週2~3回はジムに通っているものの、それだけで体型を維持できるほど人生は甘くない。
毎年だいたいこの時期から緩やかに食事制限を始め、数カ月で元に戻す。そして華麗にリバウンドしつつ、また春先からダイエット。これがここ5年ほど繰り返している大まかな流れで、おそらく夏の終わりくらいまではダイエットに取り組んでいるハズだ。
とはいえ悲壮な決意で取り組むダイエットではなく、私の場合は「間食をしない」「夕食をなるべく糖質抜きにする」の2点を守るだけ。以前、連載でお知らせした「昼だけ普通に食べるザップ」に、1年のうち4~5カ月間取り組んでいるのである。
・新規のメニューが欲しい
今さら申し上げるまでもなく、最近はコンビニでダイエット食を取り揃えるのも容易だし、味もかなり良好だ。吉野家の「牛サラダ」やすき家の「お食事サラダ」も非常に心強い存在で、苦しみながらダイエットしているつもりは全くない。
……が、飽きは必ずやって来る。そういう意味で “新規開拓” は必須で『サブウェイのサラダ』にかかる期待は非常に大きい。仮に味とコスパを兼ね備えた “ローテーション入りできる逸材” だったら最高だ。
・サンドイッチをサラダに変更できる
で、サブウェイのサラダはサンドイッチの価格にプラス330円で変更が可能となっている。メニュー表によれば、基本的には温かいサンドイッチを除く全てのサンドイッチがサラダに変更可能のようだ。
今回は大定番の「エビアボカド」のサラダをオーダーした。かなり大きめのプラスチックの容器に詰め込まれたサラダはかなりボリューミー! 要するにサンドイッチのパンを大量の野菜に置き換えたのが『サブウェイのサラダ』ということらしい。
味も特に言うことはなく、新鮮な野菜をワシワシ食べられるころは高ポイント。当然かもしれないが、コンビニで売っているサラダよりも鮮度はかなり良かった。またレタス・トマト・ピーマン・玉ねぎ……などなど、野菜の種類が豊富なところも好印象だ。
・惜しい
一方で私を含む多くのダイエッターがとても気にする「タンパク質」は物足りなかったと言わざるを得ない。サンドイッチと同じ数なので、エビアボカドに入っていたエビは5尾。サンドイッチだと特に気にならないが、大きいサラダでエビ5尾は普通に物足りなく感じてしまった。
タンパク質を気にするならば「トッピング追加」の選択肢があるが、その場合はコスパ的な魅力は減少してしまう。悩ましいところではあるが、個人的にサブウェイのサラダは「ローテーション入りはしないけど生野菜を大量に食べたい時の谷間要員」といった印象だ。
とはいえタンパク質を無視した「糖質制限」にはなかなかの商品ではないだろうか? 生野菜だけでもボリュームはそれなりにあるので、ダイエットに使えるメニューであることは間違いなさそうだ。
参考リンク:サブウェイ
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.