ワシ(佐藤)が若い頃は、肉さえ食っとりゃ満足じゃった。幸せじゃった……。それが歳を重ねると、肉をよう食わん。お腹が痛くなりよるんじゃあ。油モノをたくさん食うと胃のあたりがキューっとしよる。それで胃薬飲むとピタッ! と止まるんじゃ。その効き具合が良すぎて余計に怖いんじゃあ〜……。

ってことで、最近は野菜ばっかり食っちょります! そんな私は気づいた! サラダバーだけ食えば、お腹痛くなんないよね! だからサラダバーを食って回ることに決めたんじゃ~!!

その記念すべき1店舗目は、ビッグボーイの全国唯一の店舗「ビッグボーイダイニング早稲田店」である。ここ、頼めるんです、サラダバーを単品で!

・サラダバーを単品で

正直に言おう。本当はビックボーイ(通常店)に行くつもりだった。ところが早稲田のお店だけ他の店舗とメニューが違うことをすっかり忘れていたため、ここが探訪の1番目になってしまった。ちゃんと通常のビッグボーイにも行くから許して……

で! メニューを見ると、ここはローストビーフが売りの店だから、ランチメニューのトップにローストビーフがドーン!


昔なら「うんまそ~!」と心の中で叫んだはずだが、今は目もくれずにサラダバーの表記を凝視。ランチメニューを注文すると、プラス税込440円でサラダバーがついてくるそうだ。


「ワシャ、サラダバーだけでいい」、そんな草食系おじさんのために税込880円で単品注文も可能となっている。


・A面

はい、ではラインナップを見ていきましょう。A面(生野菜のサイド)はこんな感じ。キャベツ・レタス・キュウリ・トマトなどがひと通り並んでいる。回転率の低いお店だと、野菜がややくたびれている場合があるが、ここは大丈夫そう。全部色味がいいね。


この中でひとつ気になったのが「豆腐サラダ」。何か味がついているのかな? これ普通の豆腐だと思うんだけど、気になるので1つ食べてたしかめるか。


・B面

そしてB面(調理品のサイド)はこちら。ヤングコーン・カリフラワー・ポテサラ・マカロニサラダ。それから期間限定の「春の菜の花 たらこパスタ」と「春のキャベツとケールのサラダ」がある。パスタ食べ放題はうれしい。これがあるから、サラダバーだけでも満足できるはずと考えていた。


これらの隣には、杏仁豆腐やコーヒーゼリーなどのデザートと、クルトン・ベーコンビッツのトッピングがある。デザートにアイスがあると、さらにポイント高かったかもなあ。


それからドレッシングは、青じそ・シーザー・ケイジャン・ごま・すりおろし和風の5種。ケイジャンとすりおろし和風はオリジナリティが高くて○(まる)です。



・オクラがデカい

1回戦目はこんな感じ、全般的にまんべんなく皿に盛ってみました。


サラダバーというからには野菜を食いたいので、基本的に生野菜が中心。ドレッシングは普段からごま一択である。


どうでもいいことなんだけど、マカロニサラダって「サラダ族」に加わってるけど、本当は「パスタ族」だよね。炭水化物のクセにサラダのフリしやがって。嫌いではないけど……。


それから正真正銘のパスタと春キャベツのサラダ。春キャベツはオレンジで華やかな香味を添えている。いかにも春らしくて良いですな。


さて、気になっていた「豆腐サラダ」から食ってみると……ただの豆腐でした。まあ、「わかめサラダ」もただのわかめだから、間違ってはいない。


豆腐を除けば、生野菜はとくに特徴的なところはなく、手堅いラインナップのサラダバーである。強いていえば、オクラがデカい。


個人的に好印象だったのは、たらこパスタ。たらこと菜の花の相性がよく、食べていて飽きない味だ。


美味しかったので、春キャベツと一緒におかわり。こういう季節で替わるメニューって、食べる楽しみとして良いと思います。


最後に杏仁豆腐を頂いて、本日のサラダバー終了。880円でコレなら悪くないかも。

でも通常のビッグボーイのランチ「サラダバー付満足グリル」は、メインのグリルにサラダバーがついている。税込1089円の「直火焼きグリルチキン」にはサラダ・スープ・ライス・カレーバーが付いちゃってるんだよ。価格だけを見たらそっちの方が断然お得じゃん。しかもサラダバーは単品で税込759円だから、ダイニングよりちょっと安いし……。

ということで、いずれ通常のビッグボーイも探訪したいと思う。みんな、肉もいいけどサラダも食おう。野菜摂らないとワシみたいに胆石になっちゃうぞ!


・今回訪問した店舗の情報

店名 ビッグボーイダイニング早稲田店
住所 東京都新宿区戸山3-16-5
時間 10:00~24:00

参考リンク:ビッグボーイ
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24