【ポケモンGO】ラスベガスの「ホウエンツアー」に参加した結果! 通信エラーでブチギレ寸前…からの最後は盛大に感謝した(後半)


・地獄の回線エラー

まさかまさかの回線エラーで幕を開けたラスベガス。「ポケモンが出ない」「出ててもタップできない」「レイドに入れない」「フリーズから起動しない」の地獄コンボが続き、開始から3時間ほどは「まともに戦えなかった」というのが正直なところだ。

ようやく回線が何とかなったところで「ラスベガス市内で19時から22時まで3時間延長」とアナウンスがあったものの、お兄さんは完全にブチギレモード。「負けてもいい、せめて戦わせろや!」と泣きながら、カクカク動くお目当てのポケモンたちをタップしていた。

そう、今回のお目当ては色違い新実装の「カクレオン」「ゴクリン」「アメタマ」「サボネア」を始め、レア枠の「ヌケニン」「ヘイガニ」「晴れポワルン」あたり。そして何より地域限定 & 色違い初実装の「コータス」「トロピウス」「ジーランス」である。

この中で「コータス」「トロピウス」「ジーランス」は10kmタマゴからの出現になっており、昨年のジョウトツアーで全トレーナーが阿鼻叫喚した「サニーゴの悲劇」の反省を踏まえているもよう。とはいえ出なきゃ意味がないんだけどな。

さて、定時の終了時間である18時を迎えた時点で、お兄さんの取れ高は色違い9。一緒に回ったフレンドさんが「質はいいですよ、質は最高です!」と何度も励ましてくれたが、そりゃ質はいいに決まってる。なぜなら欲しいポケモンしかタップしていないからだ。

GOフェスで54を叩き出した俺が9だと……? その後、ギンギラギンのネオン輝くラスベガス市内へ繰り出し、初日は朝食以降何も食べずに合計12時間(延長込み)を戦い抜いた。終了後に食べたビッグマックが涙味だったのは、アメリカ風の味付けなのかなぁ……?

・結果発表!

で、迎えた2日目! 前日に「市内でもイベントをお楽しみいただけます」とアナウンスがあったため「昼からは街中でやろう」という話になったものの、途中で公園以外のピカチュウはコスチュームをかぶっていないことが判明!! 結果的に2時間ほどロスしてしまったことを記述しておく。

容赦なく突き刺すベガスの日差し。舞い上がる砂とジャリジャリになる鼻の穴。そして徐々にひび割れていく俺の可愛いくちびる。羽田からベガスまでおよそ16時間、お兄さんの「ホウエンツアー in ラスベガス」の結果は以下の通りである!



40匹!!!!!!


冒頭でもお伝えした「1日で54匹」と比較すると数自体は少ないうえ「コータス」やもう1種類の「ホウエンピカチュウ」を捕り逃したことを考えると「大勝利!!!!」では無いのだろう。……が、自分でも「これで文句を言うのは単に性格が悪いヤツ」と理解している次第だ。

時間や金銭など、膨大なカロリーを消費する海外イベントは「完全勝利か否か」のジャッジが非常にシビア。なので色違い的には「後悔なし!」とは言い切れないが「ラスベガスに来て本当に良かった」と心の底から思っている。

・こんなゲームあるの?

それは単に色違いポケモンが捕れたからではなく「やっぱりポケモンGOってスゴイな」と再確認できたから。通信エラーはマジでいただけないが、その理由も一説によれば「チケットを持っていないトレーナーがレイド目当てに会場に押し寄せたから」だという。

確かに初日の開始直後はバカほどのポケモンGOトレーナーがひしめいていたが、そんなゲームってあります? チケットを持ってないのに思わず会場まで行きたくなるゲームって他にありますか? ポケモンもポケモンGOも愛されすぎだろ。

日本生まれのポケモンが「ポケモンGO」としても世界中で愛されていることは知識として存じているが、会場のあちこちから聞こえる「Yeah! Shiny!!」など、生の歓喜の雄たけびに胸がアツくならざるを得なかった。

会場にいたのは老若男女、それこそ人種もバラバラなのに、かつて札幌や上野公園で目にした光景が、そのまま広がっているのだ。いや、ラスベガスの方が多様性の幅は遥かに広かった。それなのにお兄さんと同じく、バカほど10kmタマゴを割り続けた人たちがそこら中にいるとは……!

・攻略ガイドは近日公開

さらに言えば「一緒に周れるフレンドがいて本当に良かった」と改めて感謝せずにいられなかった。今回は3人で行動していたのだが、あらかじめ「ラスベガスに一緒に行きましょう」と約束したワケではない。ただ「ラスベガスに行く」というので「一緒に周りましょう」となっただけだ。

詳細については後日公開予定の「ホウエンツアー攻略ガイド」にて触れるつもりだが、今回は本当に内容がモリモリの盛りだくさん! おそらく1人でプレイしていたら何のこっちゃ最後までわからないことも多々あったことだろう。

それも一緒にプレイしてくれるフレンドのおかげで「ああじゃないか?」「こうしてみよう」などとアイディアが浮かび、2日目の中盤からはかなり効率的にプレイできたと自負している。やはりポケモンGOは「フレンドができると100倍楽しくなるゲーム」なのだ。

またゲーム内容がモリモリだったのは「ナイアンティックのサービス精神」とポジティブに捉えている。今まで通りのイベントを、今まで通り開催することは1番簡単なハズ。それでも新たな試みテンコ盛りで臨んだのは「トレーナーにより楽しんで欲しい」という気持ちがあってこそだろう。

まあ、それでも通信エラーにはブチギレたが「全力の10kmタマゴ割り」「GOロケット団と協力プレイ」「鬼仕様のゲンシカイキレイド」などなど、リアルイベントに参加しまくっているお兄さんですら「こういうやり方があるのか」と素直に感心した。まあ、それでも通信エラーにはブチギレたんだけど。

・フレンドができてくれ

結果的に「ホウエンツアー in ラスベガス」には大満足! と同時に全てのトレーナーに「俺みたいに一緒にプレイできるフレンドができるといいなぁ」と願わずにいられなかった。まだイベント終了4時間後のテンション任せに言うと「俺がツアーコンダクターくらいやってやろうか」とさえ思っている。

……それは現実的にはなかなか難しいとはいえ「ポケモンGOから得られる可能性を多くの人に感じて欲しい」とは本当に思う。要するにポケモンGOを通じて友達はできるし、気持ちも少しは豊かになる! お兄さん、ポケモンGOは釣りやゴルフに近いと思うんだなぁ。

ややとっ散らかったが、ラスベガスの体験を元にした「ホウエンツアー攻略ガイド」は近日公開予定である。ただこれはもう1度言うが「GOフェスは色違い祭り、ツアーはお披露目会」であるとトレーナーの心得として胸に刻んでいただきたい。

というわけで、何だかんだ盛大に楽しみまくったお兄さんのホウエンツアー。週末のホウエンツアーはもちろん、機会があればぜひリアルイベントへ出かけてみて欲しい。一緒に周れるフレンドがいれば、なお最高だ。それではトレーナー諸君の健闘を祈る!

参考リンク:ポケモンGO公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:c2023 Niantic, Inc. c2023 Pokemon. c1995-2023 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
ScreenShot:ポケモンGO (iOS)

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