今まで見て見ぬフリをしてきた通称「スリコ」こと3COINS(スリーコインズ)であるが、もう迎え入れても良いのではないか。連載『100均検証』の中に。

だってだって、今でも真面目に100円で売ってる100円ショップは もはやセリアしかないし。ダイソーもキャンドゥも、ネタになる新商品は、だいたい100円以上するし。

ちょいちょい取り上げているダイソーの新業態『スタンダードプロダクツ(Standard Products)』なんて、公式サイトの紹介文に「300円の価格帯を中心とした〜」と書いてあるし。もう、ええじゃろ……。

ということで今回は、このところスリコとダイソーでよく見かける「防滴スマホケース」を比較してみることにした。

商品名的には、スリコが『防滴スマホケース』で、ダイソーが『防滴スマホホルダー』。価格もスリコが500円でダイソーが200円と2倍以上の差があるが、内容的にも、できることも基本的には同じである。


本体と、取り付けシールが入っており、


お風呂の壁に取り付けシールを貼って、


本体を固定してスマホを入れれば、


お風呂シアターが完成するって寸法だ。


なお写真のケースはスリコのもの。


スリコのほうは角度が調整できるうえ、


そのまま回転させて縦画面にすることも可能。


一方、ダイソーの方は、


このテトリスブロックのような形状の凹部分に取り付けシールの凸を差し込むことにより、横画面、縦画面を切り替えるという原始的な手法をとっている。


また、作り的にも、


デザイン的にも、ダイソーの方はチャチくてダサい……といった印象を受けた

そりゃ価格が2倍以上も違うのだから差がついて当然であるが、長く使いたいならスリコの方を選んだ方が満足度は高いと思われる。

逆に、ちょっとだけ試したいという人ならダイソーの方を選ぶと良い。なにせ価格は200円(税込220円)。たとえ失敗しても、さほど痛くはないだろう。

現場から……いや、お風呂場からは以上です。


執筆:100均評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24