
近年快進撃を続ける沖縄発祥のステーキチェーン「やっぱりステーキ」が、ひそかに新業態のお店を渋谷にオープンしていたことをご存じだろうか?
そのお店は「黄金のポテトラド」というフライドポテトの専門店だ。実際にお店に行ったら、コンセプトガチガチすぎておじさん(佐藤)はちょっと引いてしまったよ……。やり過ぎなんじゃないの?
・世界観全開
まずは公式ページを見て欲しい。トップに表示されるのがコレだ。
この鳥みたいなのは絶えず上下に動いていて、懐かしのブラウザゲームを見ているようだ。一見して飲食店のぺージとわかりにくい……。
そもそも「黄金のポテトラド」とは何なのか? ページのコンセプトにはこう書かれている。
「黄金のポテトラドは、ポテトの新たなる美味しさを広めるために 現代に降臨したポテトの神様『ポテ神』が作り出すポテトの聖地。美味しいポテトと楽しいことを常に追求しているポ。」
……さっぱりわからん。ポテ神はどこから来たん? いきなり世界観全開かよ。
・メニューのクセが強い!
とにかく店に行けば何かわかるだろうってことで、渋谷の端っこにやってきた。オープンは2022年11月、野菜炒め専門店「ベジ郎」のある通りに店舗を構えている。
ここか……、店構えも飲食店っぽくないな。まるで中古ゲーム屋みたい。古いファミコンソフトを売ってそう。
店頭にあったチラシのメニューを見て、私(佐藤)はさらに衝撃を受けた。「これを頼めば間違いない!」という人気ベスト3はコレだ!!
1位 「指まで舐めても許されると思う人! ハイ!」(税込500円)
2位 「ポテトルスも大満足! 腹ペコたちを黙らせろ!」(税込1000円)
3位 「密林に眠りし秘宝を探せ!」(税込700円)
強いんだよ、クセが! 普通はそういう主張系のネーミングの下に(〇〇ポテト、〇〇トッピング)みたいなの付けるでしょ。じゃないとおじさんは頼みづらいんだよ。
「『指まで舐めても許されると思う人、ハイ』を1つください」とか言いづらいやん。一応注文はモバイルでも可能だ。けどね、店まで来て目の前にスタッフがいるのに、モバイルオーダーしないでしょ。口で言った方が早いもの。
この緊張感あふれる状況で、私は「負けてたまるか!」と思い、もっとエッジの利いた「怪盗ジャガーマンの紫の誘惑」(税込650円)を頼んだ。ポテ神といい、怪盗ジャガーマンといい。いろいろおるんやね!
・おやつにちょうど良い
さて、購入したは良いけど、イートインスペースがない。外にはベンチもないので食うのに困る。怪盗ジャガーマンを手にしてしばし戸惑う……。
少し離れたところにベンチを発見したので、ササッと食べることにした。このカップ商品はマッシュポテトで、チョコやフレークなどをトッピングしている。ちなみに「あげポ」といわれる商品は、マッシュポテトを棒状にして揚げたものだ。
ペースト状のポテトの滑らかな舌触りと、フレークのサクサクとした食感が印象的。おやつ感覚で食べるのにちょうど良いかもね。
・いろいろと気になる
……で、気になるところは多々ある。まず、場所が微妙かも。渋谷に出店するにしても、繁華な通りから少し離れている。センター街のド真ん中にあれば、物珍しさで利用する若者もいるだろうけど、ここは気づかれにくい場所だ。
それから、やっぱりコンセプトが強すぎる。初見で「変わったポテトを売る店」とわかりにくい。合わせて注文しづらい。メニュー名はシンプルな方が良いだろう。少なくともブランドが認知されるまでは、頼みやすい名前にした方が良いと思う。
それと、路面店でありながら何を売る店なのかもわかりづらい。入り口に「おいしいポテトの店」と貼ってあるけど、外観がうるさすぎて、貼り紙の文字が目に入って来ない。「やっぱりステーキ」を匂わす何かがあってもよかったかもなあ。
う~ん……、狙いはわかるけど、利便性が犠牲になってる感じが否めない。場所が場所だけに惜しい。新大久保ならこれでもよかった気はするけどなあ。もう少しだけ、おじさんでも入れるお店にして頂けるとありがたい。今後に期待してるポ!
・今回訪問した店舗の情報
店名 黄金のポテトラド ポテ神降臨はじまりの地 シブヤ店
住所 東京都渋谷区円山町1-19 竹ビル1F
時間 11:00~21:00
参考リンク:黄金のポテトラド
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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▼ポテ神は「やっぱりステーキ」を助けるために降臨したらしい
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佐藤英典










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