色んな物事が流行る中、インドネシアでは奇妙なものが年越しと共に子供たちの間で流行っていた。それはなんと「アメリカン・クラッカー」だ。新年早々何か奇妙なモノが流行るのって恒例行事になったのか??
ある日、インスタで「アメリカンクラッカー大会」の動画を見つけた。「なんやこれ」って軽く笑い流したら、あっという間にバカ流行り出した。街中で「カチカチカチ」と聞こえるし、僕の弟も買ったし、あぁもうウルセー!
でもこのビッグウェーブに乗らない訳にはいかない。今回はそれについて触れてみるぞ
・「アメリカン・クラッカー」って?
アメリカンクラッカーとは紐に2つ玉がついてて、それを上手く上下に振って玉同士をぶつけて音を鳴らすおもちゃ。アメリカ発祥だそうだ。
ボールはプラスチック製が多いようで、ぶつかると「カチカチ」と乾いたプラスチックの音がする。僕にとっちゃ結構耳障り、何せ音がめっちゃデカイからだ。
一見シンプルなおもちゃに見えるが、上手く鳴らすにはコツが必要。バランスがいるだとか、波紋を流せば柱の男を倒せるだとか。なかなか奥が深そうなおもちゃだ。
・実際やってみることに
百聞は一見にしかず、自分でやって見ることにした。
これが例の品だ。弟のものを借りた(取り上げた)。ちなみにインドネシアでは「Latto-Latto(ラット・ラット)」と呼ばれている。その昔、遊ばれていたらしいからゾンビになって墓から出てきたって訳か。
ボールはプラスチック製でめちゃ軽い。紐の真ん中に結びがあるのが分かるだろう。ボールが手首に当たらないよう弟が対策したもののようだ。
そんでこういう風に持つらしい。そして手を上下に振ってボールを下に上にとぶつけさせるのか。よぉしやってみるぞ。
まぁここまでは簡単。あとは勢い良く振って上でも当てさせれば……
えっ
ちょ待ってよ、こんな玩具ごとき……
えええ……
_人人人人人人人_
> DEKINAI!!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
下でぶつけさせるのは簡単だけど、上でぶつけさせるのはめっちゃ難しい。パワーが足りないと上手く飛ばないし、かといって適当に強く振っても当たってくれない。てか、めっちゃ手に当たるんだが。マジかよ、ガキどもは簡単そうに遊んでいるのに……
これじゃぁ柱の男を倒せないじゃんか……。
・〆
めっちゃ簡単そうなおもちゃなのに、想像以上に難しくてちょっと笑ってしまった。何やこれもう。
とまぁ、僕の運動神経が最悪だからか知らないが、どうやってもできなかった。記事的にできて欲しかったが。でも確かに中毒性があるな、練習すればできるようになるかも。
それじゃ、Sampai Jumpa Lagi!!!
……
……
でもやっぱり何故こんなに流行ってるのか謎だ。これ何かの伏線なの? 柱の男が今年中に復活する……ってこと??
参考リンク:Wikipedia(アメリカンクラッカー)
イラスト・執筆:アキル
Photo:RocketNews24