水族館の福袋といえば、当サイトでも何度かご紹介したことのある東京のサンシャイン水族館の福袋が有名なのではないだろうか。
昨年の記事のタイトルに「競争率が激ヤバ」と書かれていたとおり、その人気っぷりは凄まじい。筆者はオンラインストアで直前まで待機していたにも関わらず、争奪戦に敗れてしまった。人気アイドルのチケット戦争かよ。
しかし……福袋を販売している水族館はなにもサンシャイン水族館だけではない。香川県にある四国水族館からも、幸せと癒しがたっぷり詰まった福袋が販売されてるぞ~!!
・ビッグサイズ
こちらが自宅にやってきた四国水族館の福袋「2023年福袋」(税込10000円)である。……ん? なんかやたらデカくない?
しかし、こたつ用の机を丸々占領するほどの厳つい見た目に反して、持ち上げてみると小脇に抱えられるくらいの重さ。どう考えても箱の体積と重さが見合ってない。
あ~、もしかしてめちゃくちゃ厳重に梱包されてたりするのかな? と思いながら開封してみると……
みちっ!!
灰色の背中が箱いっぱいに詰まっている! な、なんだこの密度……!? 急いで救出してみると……
でかああああああい!!!!!
現れたのは、巨大なゴマフアザラシ!
Switchと比較すると、その大きさが伝わるだろうか。巨大な箱の大半を占めていただけあって、ものすごい存在感を放っている。もしかすると本物のアザラシの顔と同じくらいの大きさかもしれない。
オンラインストアの説明をよく見てみると、こちらは新年特別商品として仲間入りした「特大ゴマフアザラシフェイスクッション」というらしい。
新年特別商品というだけあって、「HAPPY NEW YEAR」のタグも付いている。
ついその大きさに圧倒されてしまったけれど、つぶらな瞳とぽてっとしたフォルムがめちゃくちゃかわいい~! 存分に愛でたいところだけど、箱にはまだ他の商品たちが取り残されている。
そっちの撮影もしないといけないし、一旦この子にはどいてもらおう。そう思って両手でアザラシを抱え上げた瞬間……
もちもちした絶妙な弾力としっとりとした手触り、それに何よりしっかりハグできる特大サイズ。気持ち良すぎて、思わずそのまま5分ほどフリーズしてしまった。なにこの人をダメにするアザラシ。
・アザラシだけじゃないよ
鋼の意思でなんとかアザラシの誘惑を振り切り、段ボールの中を覗いてみると……
スッカスカやないかい。この段ボールがほぼアザラシのために用意されたことがよく分かる。
すみっこにひっそりと詰められていた四国水族館のショッパーだけど、こちらにもアザラシに負けず劣らずの濃い8種類の商品たちが入っていたぞ! ラインナップは以下の通りだ。
・サメうどん
・スイートパイ 小
・うたづ塩アメ
・金魚マグネット×2
・イルカのキーホルダー
・なかよしぬいぐるみボールチェーン カワウソ
・真珠缶
・四国水族館クリアファイル
※福袋なので、中身は変動する可能性もあります。
おっ、前に紹介させてもらったサメうどんがある! 久しぶりだな。食べ物からかわいい雑貨まで、水族館のお土産コーナーがそのまま自宅にやってきたかのような賑やかさだ。
・真珠採集体験もできる
数あるグッズの中で、特に目を引いたのは「真珠缶」。最初は普通の食べ物の缶詰かな? と思っていたのだが、缶を裏返してみると……
貝が丸ごと入っている。なんと、この貝を開けると本物の真珠が出てくるらしい。えっ、そんなにお手軽に真珠採集体験ができちゃうんですか……!?
さっそく付属の棒を差し込んで、貝のふたを開けてみる。
ふたはかなりしっかりと閉じていて、棒をぐるっと1周させてもなかなか開かなかったので……
最終的にフォークを2本差し込んでこじ開けた。やはり力こそパワーである。一瞬「あれっ、真珠なくない?」と不安になったけれど……
いた〜!!! 小指の先に乗るくらいの小さな真珠が、貝の身を軽く押した瞬間するっと飛び出てきた。
出てきた真珠は卵のような形をしている。てっきり真珠はどれも綺麗な丸い形をしているものだと思いこんでいたけど、そういうわけでもないんだな。
缶のふたに貼られていたラベルによると、出てきた真珠の色によって訪れる幸運の種類が占えるらしい。この真珠は白っぽいから、「健康」かな?
真珠は貝が作っていることを体感できる、とってもユニークな商品だった。
・まだ購入できるぞ!!
いろんな水族館グッズをたっぷり堪能できる四国水族館の福袋だったけど、個人的に嬉しかったのはやっぱり特大アザラシクッション。癒しパワーが強すぎる。
今後は嫌なことがあっても「まあ私の部屋にはアザラシいるしな」とすべて乗り越えていけそうだ。
商品ページによると、この福袋にはアザラシクッションも含めて15000円相当の商品が入っているそう。
とってもお得なこの福袋、なんと記事執筆時点(2023年1月9日)ではまだ購入できるようだ。気になる方は、四国水族館のミュージアムショップへ急いでほしい!!
参考リンク:四国水族館ミュージアムショップ
執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.
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