昨年11月末。私は『SNIDEL(スナイデル)』福袋の予約開始時刻に合わせてパソコン前にスタンバイしていたが、サイト画面は微動だにしないまま、気づけば完売した後だった。ファッション系福袋の中ではなかなかの人気である。

私は幸いにも後日Amazonでゲットすることができたので、欲しい人は色んな通販サイトをチェックしておくべきだろう。価格は税込1万1000円。モテ服、入ってるかなぁ〜?

・衝撃の白系コンボ

スナイデル2023年福袋の中身はアウター、ワンピース、ニット、ニットベスト、スカートの計5アイテム。

見事なまでのオール・ベージュ or ホワイト! うっかり黒魔道士が買ったらブチギレるレベル!

コートは特徴的なショート丈 & 太袖。普通のコートに飽き果てた上級者に刺さりそうなデザインだ。

中世ヨーロッパ風の変形ワンピース。今年はな〜んか不思議なデザインが多いなぁ。個人的には「普通に生きてたら絶対買わない」と断言できるが、いつもと違う自分に出会うチャンスともいえる。

ベージュのシースルー・スカート。内側の布地が厚いのでペチコートを仕込む必要はない。

そして、なんてことないニットのセーターに……

妙に丈の短いベスト。


・つらすぎる現実

それではさっそく、気になる『ヒラヒラのワンピース』から着てみることにしよう!


いそいそ……



おや……!?



袖丈が絶望的に短い……!?


ひょっとして七分袖? いや、七分袖ってのはもっとこう、「明らかに七分袖だよ」って顔をしているものだ。肩周りもつっぱる感じがするし、これは俗に言う「ツンツルテン」状態なのでは……?

だがしかし、私は身長が169cmあるうえ、現在おもちの食べ過ぎで増量中。「服が小さいんじゃなくてお前がデカすぎるだけだろ」と言われては返す言葉もないぞ。ここは慎重に、当サイトの御花畑記者(約155cm普通体型)にも試着してもらおう。


御花畑「確かに……袖丈が妙に短くてワキの辺りがつっぱり、さりとて七分袖というわけでもないように感じます」


ほらぁ、やっぱりね!!! とはいえ側から見れば違和感はほぼ感じない程度。本来の用途はワンピースだが、ぜんぜん普通のシャツとして着られちゃう感じだ。体型カバーの効果もありそうだし、どの年齢もイケる。「こんなの求めてた」って人、わりと多いかもね。

コート、スカートと合わせるとこんな感じ! 普段の自分のファッションと違いすぎて “着せられてる感” がハンパないけど……

私服に合わせたら普通にイイ感じになりました。初心者のうちは「全身スナイデル」などと欲張らず、少しずつ手持ちの服に取り入れていくのが吉だろう。

スナイデルの2023年福袋は現在すでに完売状態。冒頭でも述べたとおり事前予約が必須な人気商品なので、来年以降を狙う人は早め(11月中旬ごろ)の行動を心がけること!

執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.