かねてから、セブンイレブンの冷凍食品にハズレがないことは知っていたつもりだが、これはもしかしたら久々の「大当たり」が来たかもしれない。それがこの記事でご紹介する『一風堂 トムヤムクン豚骨ヌードル』である。
「セブン」「一風堂」さらには製造元が「日清食品」なので「それなりに美味しいんだろうな」とは思っていたものの、実際のところは想像を軽く超える猛烈クオリティ! 傑作の予感がプンプンする激ウマ冷凍食品であった。
・一風堂タイの人気メニュー
日本屈指の人気ラーメン店「博多一風堂」が誕生したのは1985年のこと。以来、国内に156店舗、海外に132店舗を展開するなど “グローバルラーメンチェーン店” として名を馳せている。
トムヤム豚骨ラーメンは2014年に初進出を果たした「タイ」の人気メニューだという。セブンで発売中の『一風堂 トムヤムクン豚骨ヌードル』は、そのタイの味を再現したとのことなので、いわば “逆輸入ラーメン” と言っていいだろう。
日本ではトムヤムクンもすっかりポピュラーな料理となり、逆に消費者のジャッジも厳しくなっているハズ。記者自身も「最近はなんちゃってトムヤムクンも多いからなぁ」なんて思っていたのだが『一風堂 トムヤムクン豚骨ヌードル』は正真正銘のガチだったのである。
・5分くらいで完成
さて、その『一風堂 トムヤムクン豚骨ヌードル』は1人前386円。最近の冷凍ラーメンではあたり前の “鍋を使わずに完成する系” の商品だ。念のため作り方を説明しておくと……
麺と具材をレンチン
スープを作っておく
スープに麺と具を投入すれば完成。
調理時間はおよそ5分ほど。あっという間にトムヤムクン豚骨ヌードルの出来上がりだ。あたりに立ち込めるタイの香りはかなり本格的で、否が応にも期待は高まっていく……! さっそくスープからいただくと……!!
あ、これはスゴイ!!!!!!
何がスゴイかって、スープはそのまんまトムヤムクン! レモングラスの香りもコブミカンの葉っぱの風味も、完全に本場そのもの!! なんならスープだけでトムヤムクンとして売り出せるレベルの圧倒的完成度であるッッ!!!
なめらかな麺もマイナスポイントは見当たらず、具のふくろ茸も何気にウレP! ズバリ、現段階の「冷凍トムヤムラーメン」では世界最高レベルの完成度ではなかろうか? 大げさではなく毎日でも食べたいウマさであった。
・チャオプラヤー川を思い出す
こんなことを言うのはイヤらしいが、世の中には『一風堂 トムヤムクン豚骨ヌードル』よりもイマイチなトムヤムラーメンも少なからず存在する。純粋に味だけを考えれば386円という値段もコスパ最高なのかもしれない。
もっと簡単に言うと『一風堂 トムヤムクン豚骨ヌードル』は、日清カップヌードルトムヤムクン味の究極進化系である。チャオプラヤー川のせせらぎが聞こえてくるレベルの本格派トムヤムクンなので、タイ料理が好きな人には自信を持ってオススメだ。
というわけで、セブンの冷凍食品『一風堂 トムヤムクン豚骨ヌードル』はマジで激ウマだから、興味がある方は1度ご賞味いただきたい。スープを飲み、そっと目を閉じれば……アンコールワットがすぐそこに見える……ハズだ。
参考リンク:セブンイレブン
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.