もう夏は終わってしまったのかもしれない。鈴虫が鳴き、キンモクセイが香り……秋の訪れを感じたと思ったら一気に寒くなった。急いで冬の準備をしたほうが良さそうだ。ワークマンのシューズコーナーでは、秋冬に人気の防寒ブーツ「ケベック」がズラリと並んでいた。
圧倒的高品質かつ低価格(1900円)のケベックは、ハードな環境を想定したワークマンらしさが詰まっているシューズ。プロ向けのタフなシューズが激安価格で手に入るということで、毎年売り切れ必至である。今回はそんなケベックの特徴を詳しく紹介していこう。
・ワークマンの防寒ブーツ ケベック
ケベックは、ワークマンのアウトドア系ブランド「フィールドコア」の商品。フィールドコアといえば、アウトドアメーカーの定価の3分の1を目指して商品開発をしていることで知られている。だから、あえてワークマンのブーツを選ぶ方も少なくないのだ。
見たまんま、足先から足首全体を中綿ですっぽり包み込む構造となっていて保温性は抜群。足だけ寝袋に突っ込んでいるかのようにポカポカ暖かい。しかも履いてすぐにポカポカ暖まるのが最高。
さらに接地面から4センチ防水なので、水たまりくらいなら余裕。靴底が分厚く、たとえ雪の上を歩いても地面からの冷気をシャットアウトしてくれるそうだ。もちろん滑りにくいのもポイント。長靴とブーツを組み合わせたようなゴム底が意外と頼りになる。
それでいてソフトで軽い履き心地だから歩きやすい。たとえば私は、長靴で農作業やボランティアをする機会があるのだが、ケベックの方が脱ぎ履きが楽だし、長時間履いても疲れにくい。窮屈さを感じないのがポイントだろうか。履き口を絞って履けるのも良し。
水もしっかり弾いてくれるし、インソール(中敷き)は抗菌防臭加工「DEOPUT(デオプット)」を搭載している。これでもうアウトドアシューズが並ぶ山小屋の下駄箱のような地獄のニオイに苦しまなくて済む。ナイスだぞワークマン。
ちなみに、サイズ展開はSS(22.5〜23センチ)から4L(28.5〜29センチ)まで7段階だから、試し履きをして1番合うサイズを選ぼう。普段27センチの靴を履いている私は、LL(26.5〜27センチ)よりも3L(27.5〜28センチ)の方が合っていたので3Lを選んだぞ。
オンラインショップでも取り扱っていて、評価は4.6と上々。「蒸れないので屋内で履いてます」というコメントも。全体としては「軽くて暖かくて履き心地も良い」という内容が多かった。
以前の記事で紹介した人気商品を確実に手に入れる方法「入荷案内申し込み」もできるので、店舗にない場合はオンラインショップも活用してみてほしい。これからさらに寒くなるので、興味のある方は早めにチェックしておくこと!
参考リンク:ワークマン「防寒ブーツ ケベック」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.