ひたすらゴミを集めて、「トンパック」と呼ばれるデカい袋に入れて……の作業を繰り返している100万円の古民家隊だが、つい先日、久しぶりに絵的に映(ば)える作業を行った。何をしたのかというと──


壊れた屋根を一刀両断!


この古民家を購入してから、ずっと気になっていたのが、斜めに倒れかけた(というか倒壊している)玄関ポーチの屋根である。それはまるで長すぎてチラチラと目に入る前髪のように、うっとうしかった。

そこで我らが解体作業のリーダーIMAZUさんに「これ、切れませんかね……」と相談してみると……

やるかぁ〜!


──と快諾。なんでもOKだなIMAZUさん。というか、今回の解体作業をホービエン(豊美園)軍団にお願いして本当によかった……とあらためて思う。物置小屋の片付けだけでなく、臨機応変に対応してくれるからだ。


で、まずIMAZUさんはバールのようなものを持ち出し、どのように屋根部分を解体するのか様子を探っているようす。そして……


お得意のユンボで……


まず屋根を1枚剥がしたが、


どうも納得いかなかったようで、今度は「サンダー」と呼ばれる道具を手に、屋根に登り始めた。そして……


火花を散らしながら、屋根の金属部分を切断。


で、ふたたびユンボに乗り込み……


バコンッ!


ドシャーンッ!


──と、わずか23分で屋根を取り外してしまったのである! なんという早業だろうか……! そして、あらためて玄関部分を見てみると……


すっきり〜!


ビフォーアフター写真を見ても、どれだけスッキリしたのか一目瞭然! それより何より嬉しかったのが、


屋内の玄関部分がメチャクチャ明るくなったこと! 風通しも良くなって一石二鳥。屋根が無くなったことで「ポーチ」ではなく、単なる「入口」になってしまったけど、玄関を開けた時に広がる空に勝るものなし!


ちなみに冒頭の「トンパック」は、「フレコンバッグ」とも呼ぶらしく、IMAZUさんによると「いろんな呼び方があるけれど、オレらは “1トン入るからトンパック” と呼んでいるよ」とのこと。勉強になるなぁ〜。


つづく!


参考リンク:有限会社豊美園(ホービエン)
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24