みんな元気セヨ! 私(すんぴょんす)の中で、家の近くにあって欲しいお店ランキングをつけるとするなら絶対トップ3に入ると思う「無印良品」。日本にいた頃、一人暮らしを始めるときに一式を無印で揃えたほど、お世話になっていた店だ。

韓国でも2022年9月現在で39店舗あり、ソウル付近ではわりと簡単に見つけられるほど店舗数は増えてきている。世界各国でも均一なクオリティの商品で愛されている無印、韓国ではどうなんだろう?


・汝矣島IFCモール店


今回訪れたのは「無印良品・汝矣島IFCモール店」パリの無印良品同様、お店の内装は日本のと変わらない。BGMやお店の匂いも日本と同じく無印良品の商品を使っていた。


・日本に行った感覚


店舗の規模によってもちろんラインナップは違うが、種類豊富な文房具も、



無印良品の定番商品であるカレーやバームクーヘンも海を渡ってきてここでも活躍中だ。



私のイチオシの「バナナバウム」。2500ウォン(250円程度)と日本で買うよりは高いが、韓国でも簡単に手に入るので引き続きお世話になっている。



商品に書いてある日本語を韓国語シールで隠すなどしてないので、日本語だらけ+店の雰囲気で日本に行った感覚になれる。


・もちろん服も販売


2階に上がるとファッションコーナーがあった。



日本で販売されている服と同じのが陳列されているが、韓国は日本より体格が大きい人が多いので、XXLサイズの服まで置いている店舗が多い



靴下ゾーンも日本と変わらない。


・ご当地飲食品コーナー


こちらが韓国の無印良品ならどこでも設置されている「ご当地飲食品コーナー」。無印良品が販売しているものではなく、韓国の各地域の小さい会社が作っている商品を、無印良品を介して販売している形らしい。無印良品の中に小さい物産展が開かれている感じだ。



今回私が買ってみたのは「OMIBERRY BERRY TEA」。甘酸っぱくておいしかった。


・無印良品の韓国限定商品はない、と思っていたが

ご当地商品を販売していても、無印良品自ら販売している韓国限定商品はなかったので、そのつもりでこの記事を書いていたが……まさかの執筆中に韓国限定商品が発売されてしまったのでさっそく家から近い店舗にいってみた。



本当にあった。


今回発売されたのはご飯に混ぜて食べるナムル3種類と、オート麦やコンニャクを使ってヘルシーに仕上げたダイエット中の人のためのレンチンご飯2種類、そして即席スープ4種類。海外から無印良品ファン向けというよりは、どれも韓国で一人暮らしをしているたちの味方になりそうな商品だった。

即席スープのラインナップもユッケジャンやワカメスープなど韓国っぽいものだったが、残念ながらこの店舗には置いてなかった。


・お味は?


今回まず買ってきたものは「ご飯に混ぜて食べる、コンドゥレナムル・香ばしい味」。香ばしい味って日本語で直訳するとなんか変だが、他の2種類がピリ辛と韓国味噌味だったので実質上プレーン味だと思われる。

韓国で販売されている無印良品の商品は全部日本のパッケージのままに韓国語シールが裏に貼られているだけだが、こちらは逆に日本語が書いていない



中身はもちろんナムル。



ご飯に混ぜて食べてみたが、ごま油の香りとちょうどいい塩気でおいしかった。コンドゥレって日本語訳がなかったので説明が難しいが、好き嫌いが分かれるほど癖強めのナムルではないので万人受けしそうな味だ。


・日本とほぼ同じ、それがいい

ほとんど日本のと同じ韓国の無印良品だが、初めての一人暮らしが日本だった私からすれば日本でずっと使っていた商品を韓国でも使えるのは非常に助かる。ご飯にかけるシリーズなど、日本の無印良品では売ってるのに韓国では売ってない商品もいつかは発売してほしいところだ。それでは今回も読んでくれてカムサハムニダ!

参考リンク:韓国無印良品公式サイト(韓国語)
執筆:すんぴょんす
Photo:RocketNews24.
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