みんな元気セヨ! 日本と同じく、韓国の夏は暑い。昼間の気温が30度を超えることなんてざらだ。去年まで札幌に住んでた私にこんな暴力的な気温は耐えたもんではない。
ということで、冷たくてさっぱりしたものが食べたくなるこの気温にぴったりのレシピを紹介しようと思う。「冷やし辛ラーメン」だ。このレシピは韓国や世界各地に数々の多種多様なフードフランチャイズを出している「ペク・ジョンウォン」が考案したレシピで、現在YouTubeでの再生回数は400万回を超えている。
・材料はこちら
用意してもらうのはこちら。辛ラーメン、家に余っていた野菜、カニカマ(省略可)、青唐辛子(辛い物が苦手なら省略可)。あと調味料で醤油、お酢、砂糖だ。
一応韓国ラーメンの中でも日本で一番手に入れやすい辛ラーメンのレシピとしているが、実は韓国ラーメンなら種類は問わない。魚介系などの特徴強めの韓国ラーメンでない限り、どの韓国ラーメンでも大丈夫だ。辛ラーメンが辛すぎる人はドン・キホーテなどでよく売っているジンラーメン(青)やカムジャ麺などで試してみるといい。
野菜に関しても私は家に余っていた豆もやしと玉ねぎを使ったが、基本的にはどの野菜を使ってもいいらしい。青唐辛子に関しては日本では簡単に手に入るわけでもないし、辛い物が苦手な方は省略してもいいと思うが、独特の香りがよく合うのでよかったらぜひ入れてみてほしい。
・作ってみよう!
①まず用意した具材を全部薄く切っておく。
②どんぶりにスープ、醤油20g、お酢20g、砂糖24g、切っておいた青唐辛子の半分くらいを入れ、スープを溶かしておく。溶けにくい場合はお湯を少し入れて溶かすといい。
調味料はすべてスプーン(大さじ)2杯程度なので、正確に合わせる必要はない。辛いものが苦手な方はここでスープの量を調節するといい。
③混ざったらどんぶりにお水190g(コップ一杯程度)を入れ、冷やしておく。
④沸かしたお湯に茹で上がるまで時間のかかる野菜を先に入れ、ある程度茹でておく。
⑤野菜をある程度茹でたら、麺とかやくも入れる。いつもと違って水で締める過程があるので、少し長めに茹でたほうがよい。
⑥玉ねぎなどの火が通りやすい野菜は後から投入で結構だ。
⑦麺が茹で上がったら氷水で締めておき、先ほどのスープに投入して具材を盛り付けてあげると…。
・完成! さて、そのお味は?
カニカマ入れすぎた気もするが、気にしないでおくれ。
ゆで卵は家にあったので添えてみた。レシピ考案者のおすすめトッピングはカニカマ、たくあん、キュウリだったが、私はたくあんもキュウリも嫌いなので省略した。さて、そのお味は…。
さっぱりしててうまし!!!!!!!
辛ラーメンの旨辛スープがお酢でさっぱりした味になって夏にぴったりな味に変貌した。近い味を言うならば冷やし中華に近いが、辛ラーメンの辛さと青唐辛子の香りがいいパンチとなって食欲をそそる。だが結構辛いので、辛いのが苦手な人は上記通りラーメンの種類を変えたりスープと唐辛子の量を調整していただきたい。
大したものを加えたはずではないのに、もの凄くクオリティの高いスープになった。調味料を加えたためか、野菜をたくさん入れたためか、辛ラーメン独特のジャンク感がかなり消えていた。
・冷蔵庫整理にも役立つレシピ
このレシピのいいところは、どの野菜を入れてもよく合うところだ。私は以前エリンギ、えのき、キャベツなどで試してみたがどれもよくマッチしていた。よっぽど特殊な野菜じゃない限り、このさっぱりしたスープとよく合うと思うのでお試しあれ。
実は野菜なしのオンリー調味料で作ってもうまい。私の経験談だ。
・夏の日にぴったり
どこにいようが、夏日に食欲がなくなるのは同じだ。今年の夏は冷やし中華を始めずに冷やし辛ラーメンを試してみるのはいかがだろうか。それでは今回も読んでくれれカムサハムニダ!
執筆:すんぴょんす
Photo:RocketNews24.
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▼ペク・ジョンウォンさんのレシピ動画(日本語字幕あり)