問題。「日本三大そば」は、どことどことどこ? さー、みんなで考えよう! チッチッチッチ……チーン、はいそこまでー! 答えは、長野県の「戸隠そば」、岩手県の「わんこそば」、そして島根県の「出雲そば」!
ということで今回は、西友で購入した『出雲そば』。製造者の本田商店も島根のメーカーなので、正真正銘の出雲そばだ。価格は税込300円で、内容量は180g。1食あたり150円の計算だ。それではまいろう。家か、外か?
とりわけ目を引くのは、パッケージに描かれた「2021年優秀味覚賞」の勲章。これは「International Taste Institute」なる機構の賞らしく、世界トップクラスのシェフなどから認定された証であるらしい。
それはさておき……
デカい鍋にたっぷりの湯を沸かし、
3〜4分茹でて……
ハイ完成。
して、そのお味は──
最初と中盤の印象が全く違うことに驚きを隠せない。どういうことかというと、最初、つゆを使わず食べるのが私のmy蕎麦ルールなのだが、その時は「ああ、こんなもんか」となった。いたって普通の印象だった。
しかし、つゆを背負って口に入るや否や、そのポテンシャルが大爆発。うまい、うまい。実にうまい。これが出雲そば……!! と唸ってしまった。つゆありとつゆなしでここまで印象が変わるとは……!
もちろん、「家そば」か「外そば」かで言えば外である。そしてそこはおそらく島根の出雲。本場の出雲そばを食べたことはないのだが、こういうものなのかなと想像が膨らむ。いつかは行ってみたいな、島根県。
ちなみに今回、2種類のつゆで食べてみたのだが、どちらもうまかった。というか、この出雲そば、つゆによく合う蕎麦なので、つゆえらびが楽しくなる。つゆが活きるそば、略してツユイキの蕎麦なのかなと。
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24
★現在までのベスト5★
【第1位】はくばく(霧しな)『元祖乱れづくり 木曽路御岳そば』
【第2位】成城石井オリジナル(新得物産)『挽きぐるみそば』
【第3位】信州戸隠そば株式会社『信州本十割そば』
【第4位】柄木田製粉『信州 七割更科そば』
【第5位】本田商店『出雲そば』
【惜しくも選外になった蕎麦たち】
■おびなた『蕎麦通の更科八割』
■おびなた『戸隠そば』
■高尾製粉製麺『麺の彩宴 播州そば』
■トップバリュ(黄色)『香りとのどごし そば』
■信州戸隠そば株式会社『信州戸隠そば』
■住岡食品『こだわりの麺々 蕎麦』
■滝沢食品『滝沢更科 十割そば』
■7プレミアム(藤原製麺)『2種類のそば粉をブレンドしたそば』
■紀ノ国屋オリジナル(東亜食品工業)『御そば(おそば)』
■小川製麺所『山形のとびきりそば』
■ライフプレミアム『信州戸隠 二八そば』
■山本かじの『十割そば本舗 国産の十割そば』
■岡本製麺『阿波名産 祖谷十割そば 石臼挽き』