ついにこの時がやってきた。2022年7月13日からスシローの『100円祭』が開始となったのだ。ただでさえコスパが高いスシローのネタが、税込み110円で提供されるなんて……神! こんなもん今すぐ行くっきゃねえ!!

……と、鼻息をフンフンさせながらスシローに乗り込んだところ……あれ? ちょっと思ってたのと違うような? テーブルに並んだ『100円祭』のネタを目の前にした記者は、ひっそりと泣いた──。

・最後の100円祭

ご承知のように、2022年10月に価格改定を実施するスシロー。最低価格が現在の110円から120円になるため、今回の『100円祭』は事実上最後の100円イベントということになる。

……が、これも世の流れ。スシローだけに価格を上げるなというのは無理がある。その代わり、いま現在のフルパワーを『100円祭』で見せつけてくれ、スシロー。100円皿で腹いっぱいになってやんぞォォォオオオ!

というわけで、スシローで『100円祭』のネタを全種類オーダー。やってきたのは以下の精鋭たちDA!


大切りびんちょう


大盛りねぎまぐろ


大切りうなぎ


てんこ盛りしらす軍艦


う巻きにぎり


うざく包み


あれ……これだけ? そう、フェア初日の7月13日時点で提供されている『100円祭』のネタは、わずか6種類のみ。正直な話、やや “祭り感” に欠ける感は否めない。全身全霊で『100円祭』を楽しもうと思っていた記者としては、肩透かしを食らった気分だ。

・本番はこれからか?

とはいえ、どのネタも安定のスシロークオリティで、これが110円(都市型店は132円)ならば文句はない。特に「大切りびんちょう」「大盛りねぎまぐろ」「大切りうなぎ」あたりはかなり満足度が高いから、これらを軸に攻めていくといいだろう。

また、100円祭の真価が発揮されるのは7月22日以降なのかもしれない。なぜなら『100円祭』のネタとして「大切り真いか」と「とろかつお」が追加されるためで、単純に選択肢が広がるからである(逆にしらす軍艦は24日で終了)。

さらに7月29日~31日の3日間のみ、スシロー名物「倍とろ」が登場するので「100円祭はラスト3日間が本番」と言っていいハズ。現在登場している6品も優秀ではあるが、よりアツいのは月末の3日間であろう。

なお、スシローでは『100円祭』と並行して「マウンテンネタ」も登場している(330円)。「ローストビーフマウンテン」と「えび天マウンテン」はどちらも食べ応え十分で、特に「えび天マウンテン」は寿司の概念が改めて壊れそうな衝撃作。興味がある人はぜひ1度お試しいただきたい。本当、寿司とは何なのだろうか?

というわけで、スシローの『100円祭』はこれからが本番なのだろう。直近でスシローに行かれる方は「大切りびんちょう」「大盛りねぎまぐろ」「大切りうなぎ」をどうぞお忘れなく。100円祭は7月31日までの開催だ。

参考リンク:スシロー公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.