先日王将戦7番勝負をストレートで制し、最年少五冠となった藤井聡太・新王将。ベテラン勢から続々タイトルを奪取していく様は、素人から見ても半端ない強さだなと感じさせてくれる。

将棋については人並みの知識しかないのだが、そんな私(まろ)でもニュースを見る度に気になっていたことがある。それは、藤井五冠が試合中に食べていたおやつだ。対局ごと違うものを食べていて、竜王パワーのせいかなんだかとても美味しそうに見えたのだ。

調べてみたところ現地に行かないと食べられないものも多いが、王将戦第1局で登場したケーキはネットで取り寄せることができるみたい。五冠達成に少なからず貢献したケーキだなんて、そんなん食べてみたくなっちゃうよね。


『CHABATAKEケーキ(税込1900円)』

タイトル(竜王とか王将とか)をかけた将棋の対局は、数ヶ月かけ各地を巡りながら繰り広げられる。王将戦第1局は、静岡県掛川市にある掛川城内のお茶室(二の丸茶室)でおこなわれた。

掛川は静岡県内でも屈指のお茶どころ。そういう背景があったからなのだろうか、藤井五冠がおやつに選んだのは掛川のお茶をふんだんに使用した『CHABATAKEケーキ』だ。静岡県民なのにそんなケーキがあるなんて知らなかったなぁ。

藤井五冠が食べたことによる反響が凄まじいらしく、ネットで注文して実際にケーキが届いたのはおよそ1ヶ月後だった。人気すぎて製造や仕入れが追いつかないんだって。

冷凍された状態で届くので、冷蔵庫で1日かけて解凍。なんて鮮やかな緑なんだろう。内袋を開けた瞬間、お茶のいい香りがふわっと広がった。

7層になっている断面が美しい。中に挟まれたクリームやスポンジにはすべて掛川茶を使用し、上部のダコワーズは茶畑をイメージしているという。上から下まで徹底して「お茶」なケーキだな。

こだわっているだけあって抹茶クリームがほろ苦くてとても本格的。甘いものがそこまで得意でなくても、このバランスの良さならパクパク食べられると思う。全体的にしっとりしているのも良い!

全部が全部お茶だと段々苦しくなるんだけど、下段に挟まれている不知火(しらぬい)のコンフィチュールが良い仕事してるんだよね。柑橘の酸味が程よくて飽きさせない。

うーん、総じて完成度が高すぎる! 上はサクサク、中はしっとり、そして底はパリパリと、食感の変化も楽しいケーキだな。

頭をフル回転させて戦う対局において、おやつでの糖分補給はとても大切なこと。CHABATAKEケーキの美味しさは、きっと対局中の束の間のリフレッシュに繋がったことだろう。


・お茶にはうるさい静岡県民も納得の美味しさ

将棋の純粋な強さはもちろんのこと、対局中のおやつでも世間の注目を集めた藤井五冠。

「この人が食べたものと同じものを食べたい!」だなんてアイドル界隈の話だと思ってたが、まさか将棋界で同じ現象が起こるとは。そんなこと言いながら、次の対局ではどんなスイーツが出てくるのか楽しみにしちゃってるんだけどね。

ただ、「CHABATAKEケーキ」は藤井五冠が食べた事実を抜きにしても抹茶好きなら食べる価値アリの美味しさだと思う。土地柄色々と抹茶スイーツは食べているが、その中でも屈指の完成度だった。食べたばかりなのにすでにもう一個食べたいもんね。

掛川の魅力がギュッと詰まった美味しさなので、到着まで1ヶ月待てる方は是非食べてみてほしい。


参考リンク:掛川グランドホテルJA掛川市、Twitter @shogi_jsa
執筆:まろ
Photo:RocketNews24.
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▼一面に広がる「茶畑」を彷彿とさせるダコワーズ

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