エンナァジイイイィィィッッ! みんなエナってるか? 久しぶりだな。エナジードリンクをこよなく愛する男、エナジーマンだ!! 今日は世間で話題の “あの新商品” がエナジー検証に初登場するぞ。そう、タイガー魔法瓶が先日発売した『真空断熱炭酸ボトル』である!

なんとこのボトル、国内メーカーで唯一(現時点で)炭酸飲料に対応しているらしいんだな。つまり炭酸入りの飲み物を自由に持ち運びできるってワケ。革命すぎんだろ! こうなったらエナジードリンクを入れて、本当に炭酸がキープされるのか試してみるしかあるまい。

・タイガーの炭酸ボトル

2022年1月21日にタイガー魔法瓶が発売した『真空断熱炭酸ボトル』。サイズは0.5L、0.8L、1.2L、1.5Lと4種類あり、俺がゲットしたのは0.5Lの「スチール」カラーだ。価格は税込6000円となかなかに高価。

タイガー魔法瓶によると、従来の真空断熱ボトルはキャップやふたが破損するおそれがあるため、炭酸飲料を入れることを推奨していなかったらしいのだが、今回登場した炭酸ボトルは「炭酸ガス抜き機構」や「安全弁」を採用することで、炭酸飲料の長時間保冷が可能になったんだとか。

まあ難しい話は置いておいて、さっそくボトルに炭酸をエナジー注入してみようぜ! 入れるのは、前回お伝えしたレッドブルの新商品「473ml缶」だ。最大サイズのくせしてキャップが付いていないという超鬼畜仕様ブルである。

これ、一気に飲まんとアカンのか……? と感じていただけに、今回の炭酸ボトル登場は俺にとってエナジー天恵に他ならなかった。ちなみに、パーツを分解するとこんな感じ。


ではレッドブルを全部注いで……


キャップをしっかり締め……


そのまましばらく放置する。


タイガーの公式サイトには、炭酸がどれくらい持続するかという記載は特になかった。ただ説明書を読む限り、長時間の放置はあまりオススメしていないようなので、まずは30分ほどで様子を見たい。

・30分後

キャップを手で押さえ、本体内部に溜まったガスを逃がしながらゆっくり開けると……


\ プシュッ! /


プシュッって言ったエンナァァァアア!


・炭酸の気配

もちろんそのまま口をつけて飲めるのだが、試しにグラスに注いでみると炭酸の泡が目視でき、少なくとも俺にはいつものレッドブルのようにしか見えなかった。味も同様で、ボトルに入れる前と同じくらい冷えているし炭酸も抜けていない。そう、大成功である!

さすがタイガー魔法瓶、素晴らしい性能エナ。ではこのままもう少し放置したらどうなるのか? というワケで、キャップを締め直してあと2時間半待ってみることに。再びプシュッと開けてグラスに注いでみると……


エ、エナッ!?

心なしか泡が減ったような……まさか炭酸消えた? おそるおそる飲んでみたところ、いやいや! 大丈夫だ!! 舌にピリピリくるくらい炭酸は残っているぞ。多少落ち着いたような気もするが、レッドブルとしてまったく問題なくウマい。

・5時間放置

まだイケそうなので、今度はここからさらに2時間放置してみることに。つまり最初に注いでから約5時間だ。さすがにキツイんじゃないかと思いきや……


\ プシュッ! /

くっ……! コイツ、頑張るじゃねぇか……!! ただ注いでみると、泡はチラッと見えるかなという程度である。これはいよいよ気が抜けてしまったか? ところが……エナ(いや)、生きている! 微炭酸ではあるけど舌にもピリピリとくるぞ! すげェェェェェエエエ!!

・劣化なし

炭酸はもちろん、空気に長時間さらしていた感じがしないのが最高だ。普通は5時間も放置したら、いくらレッドブルといえどもヘナヘナになってしまうだろう。フレッシュな状態のまま飲めるのは本当にありがたいことこの上なし。

でもアレだな。こうなると、次はビールで試してみたくなるな。家で入れたビールを外で飲める──。これ以上の喜びがあるだろうか(いや、ない)。エナジーマンが言うことではないが、次は絶対ビールで試すぞ! つーかビール持って出社したる!!

・次回に続く

というワケで、近日やってやろうと思います。詳細は記事でお伝えするのでお楽しみに。タイガー『真空断熱炭酸ボトル』、それは夢しかない魔法の入れ物であり、正しく魔法の瓶だった。

参考リンク:タイガー魔法瓶「真空断熱炭酸ボトル」
執筆:エナジーマン(あひるねこ)
Photo:RocketNews24.

★エナドリ関連の記事はこちら → シリーズ「エナジー検証」

▼気になる点としては、ストラップが邪魔かつゴミが付きやすいことと(ストラップ自体は取り外せる)……

▼キャップのパッキンに飲み物の水滴が付きやすいことが挙げられる。だがそれ以外には特に不満なしだ!