昨年はお値段が安くなり、フルリニューアルすることで当サイトを驚かせた高級スーパー、紀ノ国屋の福袋。今年はどうなっているかな? とさっそくチェックしに行ったところ、なんと、値段が上がっている!? 正直、外から見ればパッと見は昨年とあまり変わらないのだが……。
由々しき事態と思ったが、中身によっては歓迎できる可能性もある。ということでさっそく開封して確かめてみようじゃないか!
まず簡単におさらいしておくと、2020年までは3000円台、5000円台の福袋があったところ、2021年に税込1728円へと大リニューアルが行われた。それに伴い中身も総入れ替え、バッグ自体も紙袋から布製のエコバッグへとチェンジしたのであった。
2022年の福袋は税込1944円。つまり今年は昨年より216円もの値上げが行われた、ということだ。その価値がある中身になっているのだろうか、紀ノ国屋さんよぉ??
・紀ノ国屋 ニューイヤーハッピーバッグ(税込1944円)
・豆乳ドーナツ
・ポンデケージョ風チーズパン
・ミックスせん
・チョコラスク ミルクチョコ味
・オーガニックドリップコーヒー
・スライドジッパーバッグMサイズ
・フードクリップ2個
・ハッピーバッグ(青または赤)
昨年より選手交代ニューカマーとなったのは、チョコラスク、ミックスせん、フードクリップの3点。なおフードクリップは単品での販売はなく、詰め合わせ商品のノベルティとして使われることが多いようだ。
対して昨年より上記のアイテムと入れ替わりでクビになったのはチョコレートバウムクーヘン、ラー油せんべいの2点。
好みもあるので難しいが、客観的に見ると値上げ分のモトはとれるよう商品をランクアップして構成されているのではないかと感じている。値上げ全然OK、買って間違いなしの福袋と言っても良いだろう。
なにより筆者個人としては、途中で飽きがちな1種類しか入っていないラー油せんべいよりも、色んな味を楽しめるミックスせんの方が嬉しいのでこの変化は歓迎しているところだ。あと、チョコレートラスクはシンプルに旨かった!!
全体的にシェアしやすい内容となっているのも、家族みんなで食べやすいのでお正月向きと言えそうだ。
ちなみに、すでに売り切れてしまったがオンラインショップ限定で1万1000円、3万3000円のお年玉袋も発売されていた。3万円の方にはあのドンペリが入っているというから、まさに豪華すぎるお年玉な内容。
来年はお年玉袋にも挑戦できればと密かに思っているのはココだけの話だ。
執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.
▼エコバッグの仕様は昨年と変わらず。筆者はブルーを選んだぞ。
▼ドリップコーヒーはいくつあっても困らない。ちょっといいコーヒーなので、お客さんが来た時に使おうかな。
▼コーヒーのお供には豆乳ドーナツがいいかな。
▼チョコラスクは保存に便利なチャック付。
▼チョコレートがたっぷり染み込んでいるのにサクサクで美味しい。ミルクチョコレートではあるが、ほんのりビターで大人の味。
▼ミックスせんの中には……
▼確認する限りでは5〜6種類のせんべいが入っている模様。
▼賞味期限がもっとも短かったのはポンデケージョ風チーズパン。
▼モチモチで美味しい! 袋を閉じるのに、さっそくフードクリップが活躍してくれた。