アサヒビールのマルエフが再復活を遂げた。2021年9月17日に約28年ぶりに復活したのだが、わずか3日後の17日に出荷停止を発表

理由は供給が追い付かないからと言うものだった。そして11月24日。ついにアサヒの公式Twitterに、再復活を告げる投稿が! せっかくなので、他社の生ビールと飲み比べてみることに

・コンビニで

さて、それではどこの何と飲み比べるのか……だが、今回は近所のコンビニで売っていた「生ビール」同士を比べることに。なお、本記事における「生ビール」の定義は、缶に生と書いてあること。


コンビニは、基本的に全国どこでも同じようなものが売られている。きっと皆さんにとっても「そんなビール知らねぇよ」みたいなことにはならないだろう。

ということで、ラインアップはトップの写真の通り。アサヒのマルエフは当然として、他は「プレミアムエビス」、「サッポロ黒ラベル」、「一番搾り とれたてホップ」、「ザ・プレミアム・モルツ 初摘みホップ」だ。


・飲み比べついでに

それでは飲み比べていこう……と思ったのだが、どれも見慣れたビールと言えど、一堂に会する機会はあまり無いと思う。普通は好みのヤツだけ買うと思うし。

参考までに、飲んだ感想だけでなく、それぞれのスペックもまとめておこう。同じように見えて、わりと違うもよう。

マルエフ:アルコール度数4.5%で、100mlあたり41kcal。

飲みやすい。苦味はほどほどで、味わいはまろやかだ。ほのかにフルーティで、爽やかな甘味が少しだけある。

後味のキレもよくて、色んな食べ物に合いそう。色んな方面に丸く、クセが無くて飲みやすい。なるほど、人気も出るだろう。逆にスーパードライガチ勢的にはそうでもなさそう。


プレミアムエビス:アルコール度数5%で、100mlあたり42kcal。

うまいな。今回飲んだ中では一番味わいがヘヴィかもしれない。コクがあって、喉ごしが心地いい苦味も強めで舌に残る。飲みごたえがあると思う。


サッポロ黒ラベル:アルコール度数5%で、100mlあたり40kcal。

エビスと同じサッポロビール製なのだが、味わいは全く違う。エビスの後に飲むと甘さが目立つ。なんだろう? バーボンみたいな甘さ。同じメーカーでも、両者の好みは分かれそう。


一番搾り とれたてホップ:アルコール度数5%で、100mlあたり40kcal。

甘いのだが、あとを引かないのが良い。抜けていく香りに華があってフルーティ。フレッシュな香りが弾けてる。


ザ・プレミアム・モルツ 初摘みホップ:アルコール度数5.5%で、100mlあたり47kcal。

プレモル。単体で飲んだ時には気にならなかったのだが、他と比べると色々と特徴が明らかに。まず最初に浅くて軽い苦味が来るのだが、そこから先がとても甘いと思う

その甘さは粘度があってあとを引く。なんだか独特だ。この特徴ある味わいの推移は、かなり好みが分かれるのでは。


・けっこう違った

個人的に苦みや重さなどで気に入ったのは「プレミアムエビス」で、脂の乗った焼き魚などと合わせたいところだが、苦いのが嫌いな人は駄目だと思う

好みが分かれそうなのが、「一番搾り とれたてホップ」、「サッポロ黒ラベル」、「ザ・プレミアム・モルツ 初摘みホップ」だ。どれも特徴ある甘さを有していると思う。

一番搾りは舌で感じる甘さと言うよりは、鼻に抜けていく爽やかな甘さが武器だと思う。フレッシュなフルーティ感。甘いけど嫌味は無い。色んな種類の食べ物にも合いそう。

サッポロ黒ラベルは、先に述べた通りバーボンみたいな方向性の甘さを感じた。でも素直な甘さなので、どちらかと言うと食後とかに良いかも知れない。オレンジジュースで割るのに良さそう。

プレモルは、どうにも甘さの方向性が特徴的だ。これが好きな人にとっては、きっと唯一無二なんだろう。

そして、苦みや甘味、香りなどが最も中庸のはマルエフだと思う。クセが控えめで一番飲みやすい。どんな食べ物とでも手堅く合いそう。

生ビールに苦手意識を持つ人の入門用などにも良いかも知れない。これを基準に、自分の好みの方向性を探る的な。

それにしても、いざ比べてみると、同じコンビニの生ビール同士でも、思っていたより違いが大きくて驚いた。皆さんも、機会があれば是非飲み比べてみてはいかがだろう。割と面白かったので。

参考リンク:Twitter @asahibeer_jp
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.

▼復活のマルエフ。


▼まあ、味云々よりガッキーで選ぶのもアリかもしれない。