最近、神奈川県発祥のスーパー「ロピア」がアツいらしいが……埼玉県発祥の「フーコット」も死ぬほどアツい。フーコットとは埼玉県が誇るスーパー「ヤオコー」から誕生したばかりのディスカウント型スーパーマーケット。こいつがマジでヤバいと評判なのだ。
ちなみにコンセプトは「商品の圧倒的な安さと鮮度、品揃えで満足できるスーパーマーケット」らしく “フード コストパフォーマンス マーケット” を略して「フーコット」だという。めちゃめちゃ頼もしい店名である……気になったので行ってきたぞ!
・フーコット1号店
フーコット1号店は、2021年8月に埼玉県飯能市にオープンしたばかり。地元ではオープン前から「日本版コストコ」と呼ばれ注目を集めていたという……たしかに店構えは外国のスーパーのようだ。大型スーパー「トライアル」と同じくらいの規模感だろうか。
店頭の貼り紙によると、支払いは現金のみで、クレジットカード、ギフト券、ポイントカードの扱いがないから安いらしい。もちろんスマホ決済サービス等にも対応していないそうだ。けっこうマイナスポイントだと思うが……そのぶん激安なら良しとしよう。
・圧倒的なボリューム陳列
いざ入店すると……いきなりバナナ(1房67円)がどーーーーん! て、マジかよおい。これぞ「ボリューム陳列」と言わんばかりの圧倒的な迫力。しかも安い。想像以上に店内は活気に満ちていて、お客さんは食料品をカートに山積みにしている。まるでコストコのようだ。
青果コーナーに始まり、鮮魚、精肉、惣菜……とレイアウトは一般的。とりあえず買おうと思っていた「ぶなしめじWパック(106円)」と「卵10個入りパック(171円)」をカゴに入れて惣菜コーナーへ。安い。品数豊富できれいに陳列されているから気持ちがいい。
さて、惣菜コーナーで弁当とピザを買ったので紹介したい。
「マルゲリータピザ」はワンホール486円、大きな切り身の鮭が入った「鮭西京焼のり弁当」は321円だった。マジでやっっっす! ちなみにピザ用の持ち帰り専用袋は、レジ横のカウンターで5円で購入できるから覚えておこう。やはり無傷で持ち帰りたいからな。
言うまでもなく、どちらも美味しかった。西京焼きはしっとり柔らかくてよく味が染みていたし、マルゲリータはもちっとした食感でワンコインとは思えないボリューム。満足度は高い。自宅で食事会するときがあれば、コストコ的に利用しようと考えている。
また個人的に、次回は「ロースカツ重(321円)」や「からあげ炒飯(429円)」を狙っている。どちらもボリューミーで美味しそうだった。なんなら、せんべろも余裕でできるはずだ。
・2号店は東京の昭島市
そういえば、平日の昼前にも関わらず、レジの待ち時間が「日曜日のコストコ」レベルだったことも衝撃的だった。なお、フーコットはすでに2号店(東京都昭島市)のオープンを予定している。当分勢いは止まらないだろう。今後も徹底的にマークしていきたい。
・今回ご紹介した店舗の詳細データ
店名 フーコット飯能店
住所 埼玉県飯能市新光1-5
時間 10:00〜19:00
参考リンク:フーコット
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.